無症候性高度頸動脈狭窄症、薬物療法+CASで周術期脳卒中/死亡リスク減/NEJM 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/12/26 無症候性の高度頸動脈狭窄症患者において、強化薬物療法単独と比較し、頸動脈ステント留置術(CAS)を追加すると、周術期脳卒中または死亡、あるいは4年以内の同側脳卒中の複合リスクが低下した。一方、頸動脈内膜剥離術(CEA)の追加では有意な効果は得られなかった。米国・メイヨークリニックのThomas G. Brott氏らが、5ヵ国155施設で実施した2つの観察者盲検並行群間試験「Carotid Revascularization and Medical Management… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (医学ライター 吉尾 幸恵) 原著論文はこちら Brott TG, et al. N Engl J Med. 2025 Nov 21. [Epub ahead of print] 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 無症候性高度頸動脈狭窄症、外科的介入なしの脳梗塞発症率は?/JAMA ジャーナル四天王(2022/06/02) 無症候性重度狭窄へのCAS vs.CEA、長期有効性・リスクに差は?/Lancet ジャーナル四天王(2021/09/24) 無症候性内頚動脈狭窄症に対する内科治療の高い発症抑制効果が確認された(解説:高梨成彦氏) CLEAR!ジャーナル四天王(2022/07/06) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発・難治性濾胞性リンパ腫、R2療法+エプコリタマブでORR・PFS改善/Lancet(2025/12/26) 片頭痛予防のためのフレマネズマブ長期使用に関する実臨床データの解析結果(2025/12/26) HR+/HER2-転移乳がん内分泌療法後の1次治療、SGはPFS延長せず(ASCENT-07)/SABCS2025(2025/12/26) 帯状疱疹ワクチン、認知症予防だけでなく進行も抑制か/Cell(2025/12/26) 10代の若者の約8人に1人に難聴の兆候(2025/12/26) 規則正しい就寝習慣が血圧に驚くべき効果(2025/12/26) [ あわせて読みたい ] 外科医のキャリア終盤に思い出した 何でも診られる医者への憧れ【ReGeneral インタビュー】第3回(2025/12/25) 合格直結!テスレクDigest(2025/07/18) 50代半ばで精神科から一転・総合診療でへき地へ【ReGeneral インタビュー】第2回(2025/12/15) 「総合医育成プログラム」で広がる医師のキャリアと医療機関の未来【ReGeneral インタビュー】第1回(2025/11/24) スマートに進める治験/臨床研究~臨床研究中核病院に学ぶ~(2025/10/28) 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05)