軽微な難聴で認知症リスク上昇、APOE ε4保有者で顕著 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/12/02 加齢に伴う難聴は、認知症の修正可能なリスク因子の1つとされるが、脳構造の変化や遺伝的背景との相互作用については不明な点が多かった。米国・テキサス大学サンアントニオ校のFrancis B. Kolo氏らの研究によると、中年期以降の軽微ないし軽度の難聴であっても、脳容積の減少、白質病変の進行、認知症発症リスクの上昇と有意に関連していることが明らかになった。とくにアルツハイマー病のリスク遺伝子であるAPOE ε4アレル保有… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (ケアネット 古賀 公子) 原著論文はこちら Kolo FB, et al. JAMA Netw Open. 2025;8:e2539209. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 軽度認知障害は自らの努力で改善できるのか?【外来で役立つ!認知症Topics】第32回 外来で役立つ!認知症Topics(2025/08/12) 難聴への早期介入には難聴者への啓発が重要/日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 医療一般(2025/07/10) 認知症予防、どのくらいの聴力低下から補聴器を使ったほうがよいか 医療一般 日本発エビデンス(2025/03/27) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] アブレーション後のAF患者、長期DOAC投与は必要か/NEJM(2025/12/02) 日本人不眠症患者におけるレンボレキサント切り替え後のベネフィット評価(2025/12/02) 日本の外科医における筋骨格系障害の有病率(2025/12/02) 75歳以上における抗凝固薬と出血性脳卒中の関連~日本の後ろ向きコホート(2025/12/02) AIがわずかな精子を検出、不妊カップルが妊娠成功(2025/12/02) 認知症になりやすい遺伝的背景のある糖尿病患者も生活習慣次第でリスクが著明に低下(2025/12/02) [ あわせて読みたい ] 合格直結!テスレクDigest(2025/07/18) 「総合医育成プログラム」で広がる医師のキャリアと医療機関の未来【ReGeneral インタビュー】第1回(2025/11/24) 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26)