血圧コントロールに地域差、降圧目標達成が高い/低い都道府県は?/東北医科薬科大ほか 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/12/03 日本における降圧治療開始後の血圧コントロール状況には、地域間で格差が存在し、降圧目標達成割合は医師の偏在や脳血管疾患死亡と関連していることが、岩部 悠太郎氏(東北医科薬科大学)らによる大規模なリアルワールドデータ解析で示された。『高血圧管理・治療ガイドライン2025』では、年齢にかかわらず降圧目標を「130/80mmHg未満(診察室血圧)」としているが、本研究では治療開始後にこの目標を達成できた患者は26.7%に… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (ケアネット 佐藤 亮) 原著論文はこちら Iwabe Y, et al. Hypertens Res. 2025 Nov 18. [Epub ahead of print] 参考文献・参考サイトはこちら 1)日本高血圧学会高血圧管理・治療ガイドライン委員会 編. 高血圧管理・治療ガイドライン2025. ライフサイエンス出版;2025. 東北医科薬科大学. 高血圧治療開始後の血圧コントロールに「地域差」 血圧コントロール達成割合が高い都道府県ほど脳血管疾患死亡率が低値、医師や薬剤師が充足している都道府県ほど達成割合が良好―全国131万人超のリアルワールドデータからの解析結果― 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 全年齢で130/80mmHg未満を目標に、『高血圧管理・治療ガイドライン2025』発刊/日本高血圧学会 医療一般(2025/09/08) 第264回 「2040年を見据えた地域医療構想」医師はどう乗り越えるか? まとめる月曜日(2025/10/13) 高血圧患者数約2,700万人の9割に治療薬が処方/日本高血圧学会 医療一般(2022/06/17) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 現金給付による死亡率低下、そのメカニズムとは/Lancet(2025/12/03) 気象関連疼痛に期待される食事性フラボノイドの有用性(2025/12/03) 注射で脳まで届く微小チップが脳障害治療の新たな希望に(2025/12/03) 断続的断食は成人の認知機能に影響しない(2025/12/03) ココアやベリー類は座位行動による血管への悪影響を抑える?(2025/12/03) ピロリ菌が重いつわりを長引かせる可能性、妊婦を対象とした研究から示唆(2025/12/03) [ あわせて読みたい ] 合格直結!テスレクDigest(2025/07/18) 「総合医育成プログラム」で広がる医師のキャリアと医療機関の未来【ReGeneral インタビュー】第1回(2025/11/24) 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26)
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