日本人大腸がんの半数に腸内細菌が関与か、50歳未満で顕著/国立がん研究センターほか 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/06/03 日本を含む11ヵ国の大腸がん症例の全ゲノム解析によって発がん要因を検討した結果、日本人症例の50%に一部の腸内細菌から分泌されるコリバクチン毒素による変異シグネチャーが認められた。これらの変異シグネチャーは50歳未満の若年者において高頻度に認められ、高齢者と比較して3.3倍多かった。この報告は、国立がん研究センターを含む国際共同研究チームによるもので、Nature誌オンライン版2025年4月23日号に掲載された。 … ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (ケアネット 森) 原著論文はこちら Diaz-Gay M, et al. Nature. 2025 Apr 23. [Epub ahead of print] 参考文献・参考サイトはこちら 日本人大腸がん患者さんの5割に特徴的な腸内細菌による発がん要因を発見/国立がん研究センター 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 ポリープの家族歴、頻度・人数が多いほど大腸がんリスク増加 医療一般(2025/04/14) 大腸がん死亡率への効果、1回の大腸内視鏡検査vs.2年ごとの便潜血検査/Lancet ジャーナル四天王(2025/04/11) カルシウム摂取が多いほど大腸がんリスク低下 医療一般(2025/03/17) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 高濃度乳房女性の検診、マンモグラフィに追加すべき検査は?/Lancet(2025/06/05) ICU入室患者の鎮静、α2作動薬vs.プロポフォール/JAMA(2025/06/05) ED-SCLCへのアテゾリズマブ+化学療法、維持療法にlurbinectedin上乗せでPFS・OS改善(IMforte)/ASCO2025(2025/06/05) DLBCLの予後予測、1次治療後のPhasED-Seqを用いたctDNAによるMRDが有用~前向き多施設共同研究/ASCO2025(2025/06/05) HER2陽性胃がん2次治療、T-DXdがラムシルマブ+パクリタキセルを上回る(DESTINY-Gastric04)/ASCO2025(2025/06/05) AI+CDK4/6i療法中にESR1変異検出、camizestrantへの切り替えでPFS改善(SERENA-6)/ASCO2025(2025/06/05) 労働時間ではなく仕事の種類がうつ病リスクに影響(2025/06/05) 日本人中年女性、歩数を増やしても心血管リスクは同じ?(2025/06/05) [ あわせて読みたい ] ASCO2025 まとめ(2025/06/02) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29) エキスパートが教える痛み診療のコツ(2018/10/11) 医療者向け『学校がん教育.com』(2022/12/01)