BeiGene Japanは、2025年3月19日、未治療および再発・難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)、未治療および再発・難治性の原発性マクログロブリン血症およびリンパ形質細胞リンパ腫に対して、ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬ザヌブルチニブ(商品名:ブルキンザ)を発売したと発表した。
本剤は、未治療の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)患者を対象としたSEQUOIA試験、再発・難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)患者を対象としたALPINE試験、未治療および再発・難治性の原発性マクログロブリン血症およびリンパ形質細胞リンパ腫患者を対象としたASPEN試験の3つの主要な第III相試験に基づき、2024年12月27日に承認されている。
本剤の世界的な臨床開発プログラムには、30の国と地域で35以上の試験に登録された約6千例の患者が含まれており、70の国と地域で承認され、10万例以上が治療を受けているという。
<製品概要>
販売名:ブルキンザカプセル80mg
一般名:ザヌブルチニブ
効能・効果:慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)、原発性マクログロブリン血症及びリンパ形質細胞リンパ腫
用法・用量:通常、成人にはザヌブルチニブとして1回160mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
承認日:2024年12月27日
発売年月日:2025年3月19 日
薬価:6,636.10円
製造販売元:BeiGene Japan合同会社
(ケアネット 金沢 浩子)