多様化する皮膚病治療に対応するために~『皮膚病診療』初の全面刷新

提供元:ケアネット

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公開日:2020/02/06

 

 昨今の皮膚病領域に関する治療薬や臨床の多様化、医療トラブルや患者さんとのコミュニケーショントラブル対応など、臨床現場で求められることが広範囲に及ぶ現状を受け、雑誌『皮膚病診療』が、2020年1月号から全面刷新された。臨床医のための皮膚病総合雑誌として 1978 年に創刊されて以降、皮膚病領域の症例報告を中心に毎号発刊されてきた。症例報告中心の基本的な編集方針は維持しながら、より多くの臨床医が医療現場で役立てられる情報を見やすくわかりやすく提供することを目的に、サイズアップやフルカラー化のほか、新たな連載企画がスタートしている。

【全面刷新の特徴】
(1)B5 から A4 へのサイズアップ
より多くの情報を、見やすくわかりやすく読者に提供するために、B5 サイズから A4 サイズへ変更。毎号特集形式で厳選したテーマを採用し、症例をキーワードとして辞書のように活用できる誌面構成に。

(2)全ページのカラー化
症例画像を見やすくするために、全ページをカラー化。そのまま実地診療に役立てられる誌面に。

(3)医療現場に役立つ新連載スタート
2020 年 1 月号より「皮膚科医のワークライフバランス・エッセイ」と「開業医の方に知っていただきたい最新知識」の連載がスタート。診療技術以外の日常診療に役立つ情報も加えられている。

 なお、今回の全面刷新にあたり、編集委員長を務める斉藤 隆三氏(前・東邦大学医学部客員教授)らにより行われた座談会「新生『皮膚病診療』のこれから―令和時代の皮膚科医にむけて―」はこちらから。

(ケアネット)

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