アテゾリズマブによるNSCLC術前治療(LCMC3)/ASCO2019

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 LCMC3試験は非小細胞肺がん(NSCLC)におけるアテゾリズマブ術前治療の第II相試験である。米国臨床腫瘍学会年次総会(ASCO2019)では、有効性の中間解析結果(n=101)が報告された。

・対象:StageIB、II、IIIA、および切除可能IIIBのNSCLC
・介入:アテゾリズマブ(2サイクル)
・主要評価項目:手術時MPR(Major Pathologic Response、生存しうる腫瘍細胞10%以下)
・副次評価項目:無病生存期間、全奏効率、全生存期間、バイオマーカー、有害事象

 主な結果は以下のとおり。

・中間解析における登録患者は101例、年齢中央値は65歳、非扁平上皮65%、Stage IIIA/B 46%(A39%/B7%)であった。
・アテゾリズマブ治療2サイクル完遂率は95%(96例)、1サイクル完遂率は5%(5例)であった。
・手術実施率は90例(89%)、有効性評価対象は77例(76%)であった。
・有効性評価対象におけるMPRは19%(15/77例)、病理学的完全奏効(pCR)は5%(4/77例)であった。
・MPRはPD-L1発現との関連はみられなかった。
・Grade3~4の有害事象発現は29%(29例)、Grade5の発現は2%(2例)にみられた。

(ケアネット 細田 雅之)

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