お知らせがあります。

  • 2020/05/27 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による感染拡大防止への協力、およびビジネスの継続・維持のため、 弊社カスタマーセンターの電話サポート窓口の休止期間を延長させていただきます。
    お問い合わせにつきましては、各サービスお問い合わせ先に記載されているメールアドレス、またはお問い合わせフォームにてご連絡くださいますようお願いいたします。

    電話窓口休止期間:2020年4月8日(水)~2020年6月14日(日)
    ※状況により、期間を変更する場合もございます。

    また、お問い合わせ状況によりメールによるご返信までにお日にちをいただく可能性がございますので、あらかじめご了承くださいませ。
    ご利用中の皆さまにはご迷惑をお掛けすることもあるかと存じますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
Close

メトトレキサート、乾癬性関節炎のない乾癬にも有用

提供元:ケアネット

印刷ボタン

公開日:2019/02/20

 

 乾癬患者では、乾癬性関節炎の有無においてもメトトレキサートの反応性を考慮することが必要である。中国・復旦大学のKexiang Yan氏らは、メトトレキサートの乾癬治療に対する有効性と忍容性について、乾癬性関節炎を有していない乾癬患者では有害事象が少なく有効であることを明らかにした。著者は「メトトレキサートは、関節炎のない乾癬に対する1次治療として推奨される」とまとめている。JAMA Dermatology誌オンライン版2019年1月30日号掲載の報告。

 研究グループは、乾癬患者の乾癬性関節炎の有無におけるメトトレキサートの有効性と安全性を評価する目的で、2015年4月1日~2017年12月31日の期間に前向き単群試験を行った。対象者は中国の大学病院に外来通院中の乾癬患者235例で、乾癬性関節炎なし群107例、あり群128例を登録。その際、糖尿病の既往を除き、両群間での患者背景の差異はなく、それぞれに低用量メトトレキサート(7.5~15mg/週)を12週間経口投与した。主要評価項目は、乾癬の重症度、有害事象、血球数、肝機能および腎機能の変化とした。

 主な結果は以下のとおり。

・235例(男性166例[66.0%]、平均年齢±SD:49.6±15.1歳)が治療を受けた。
・8週時点で、乾癬重症度(Psoriasis Area Severity Index:PASI)スコアがベースラインから90%以上改善した患者(PASI 90達成率)は、関節炎あり群となし群ではそれぞれ4例(3.1%)vs.12例(11.2%)であった(p=0.02)。
・12週時点ではそれぞれ19例(14.8%)vs.27例(25.2%)(p=0.049)であり、8週、12週時いずれも、関節炎あり群でPASI 90達成率は有意に低かった。
・有害事象は、関節炎あり群と関節炎なし群でそれぞれ、めまい:12例(9.4%)vs.1例(0.9%)(p=0.007)、胃腸症状:32例(25.0%)vs.13例(12.1%)(p=0.01)、肝毒性:34例(26.6%)vs.16例(15.0%)(p=0.04)と、いずれも関節炎あり群で有意に多かった。
・メトトレキサートによるアラニンアミノトランスフェラーゼの上昇は、BMI(平均BMI±SD)と喫煙に有意に関連し、関節炎あり群ではそれぞれ26±4(p=0.04)、17/34例(50.0%、p=0.02)、関節炎なし群では26±4(p=0.005)、9/16例(56.3%、p=0.04)だった。

(ケアネット)