VEGF阻害剤アフリベルセプト ベータ、大腸がんに承認:サノフィ 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2017/04/04 サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャック・ナトン)は、2017年3月30日、抗悪性腫瘍剤/VEGF(血管内皮増殖因子)阻害剤アフリベルセプト ベータ(商品名:ザルトラップ点滴静注 100mg/200mg、以下ザルトラップ )について、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の効能・効果で厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表。 アフリベルセプト ベータは、がんの増殖や転移に関与するVEGF-A、VEGF-Bおよび胎盤増殖因子(PlGF)に作用する分子標的治療薬。オキサリプラチンを含む化学療法で治療中または治療後に増悪した転移性結腸・直腸がんの2 次治療として、FOLFIRI療法(イリノテカン、レボホリナートおよびフルオロウラシル)との併用でプラセボと比較した海外III相臨床試験(VELOUR試験)では、主要評価項目である全生存期間(OS)を13.50ヵ月と、プラセボ群の12.06ヵ月に対し、有意に改善した(HR:0.817、95.34%CI:0.713~0.937、p=0.0032)。また、副次的評価項目の無増悪生存期間(PFS)も有意に改善している( HR:0.758、 95%CI:0.661〜0.869、p<0.0001)。 ザルトラップは2017年3月現在、70以上の国と地域で承認されており、日本では、2016年4月にサノフィが製造販売承認申請を行っていた。なお、日本での製造販売はサノフィが行い、プロモーションはサノフィとヤクルト本社が共同で行う。 (ケアネット 細田 雅之) 参考VELOUR試験(Clinical Trials.gov) 原著論文はこちら Van Cutsem E, et al. J Clin Oncol. 2012; 30: 3499-3506. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 乳がん検診、超音波併用で長期罹患率低下(J-START)/Lancet(2026/03/10) アミバンタマブ・ラゼルチニブ併用時のアピキサバン、使用上の注意改訂/厚労省(2026/03/10) 日本におけるアルコール使用障害に対する薬物療法の開始率はどの程度か(2026/03/10) 胃がんリスク因子の年齢別解析、ピロリ感染と喫煙が高齢で増加(2026/03/10) 膵臓内脂肪沈着に予防効果があるのは食事かリラグルチドか(2026/03/10) 130mmol/L未満の低Na血症、積極補正vs.標準ケア(2026/03/10) 未破裂脳動脈瘤のある健康な人、全死亡リスクが5倍に(2026/03/10) AI搭載聴診器で心臓弁膜症の検出率が2倍に(2026/03/10) [ あわせて読みたい ] Dr.宮本のママもナットク!小児科コモンプラクティス (2017/04/07) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断3 (2017/04/07) Dr.香坂のアカデミック・パスポート 「文献の引き方」から「論文の書き方」まで (2017/03/07) イワケンの「極論で語る感染症内科」講義 (2016/08/07) 感染症コンサルタント岸田が教える どこまでやるの!? 感染対策(2016/07/08) 認定内科医試験完全対策 総合内科専門医ベーシック vol.3(2016/05/31) フィーバー國松の不明熱コンサルト (2016/04/07) 化療スタンダードレジメン(2014/01/07) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断2(2016/02/07) ~プライマリ・ケアの疑問~ Dr.前野のスペシャリストにQ!【消化器編】(2015/11/07)