COPD治療の新薬スピオルト レスピマット12月に発売

提供元:ケアネット

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公開日:2015/11/30

 

 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:青野吉晃、以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)は2015年11月26日、慢性閉塞性肺疾患の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解(長時間作用性吸入抗コリン剤および長時間作用性吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)の効能・効果で薬価基準に収載されたスピオルト レスピマット28吸入(一般名:チオトロピウム臭化物水和物/オロダテロール塩酸塩製剤)(以下、スピオルト)を、12月3日に発売すると発表した。

 スピオルトは、長時間作用性抗コリン薬(LAMA)チオトロピウムと、長時間作用性β2刺激薬(LABA)オロダテロールの配合剤。主要な検証試験においてスピオルトは、スピリーバと比べて呼吸機能、息切れ、QOLなどを有意に改善することを示している。スピオルト レスピマット28吸入の薬価は4,256.90円。

日本ベーリンガーインゲルハイムのプレスリリースはこちら

(ケアネット 細田 雅之)