スタチン使用で認知症入院リスク減少 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2013/10/15 認知症にコレステロールが関与していることは、これまでにも報告されている。イタリア・ビコッカ大学のGiovanni Corrao氏らは認知症による入院リスクとスタチン使用期間との関係を検討した。Atherosclerosis誌2013年10月号の報告。 対象は、人口コホート研究より、イタリア・ロンバルディア州在住で40歳以上、2003年~2004年の間に新たにスタチンを投与された患者、15万2,729例であった。このうち、スタチン投与から2010年までに認知症疾患による入院を経験したのは1,380例であった。 主な結果は以下のとおり。 ・使用期間6ヵ月未満のスタチン投与患者と比較して、7~24ヵ月で15%(OR:0.85、 95% CI:0.74~0.98)、25~48ヵ月 で28%(OR: 0.72、95% CI: 0.61~0.85)、48ヵ月以上で25%(OR: 0.75、95% CI: 0.61~0.94)とそれぞれリスクの減少が認められた。 ・シンバスタチン、アトルバスタチンは認知症のリスク低下と関連していたが、フルバスタチン、プラバスタチンについては観察されなかった。 関連医療ニュース たった2つの質問で認知症ルールアウトが可能 これからのアルツハイマー病治療薬はこう変わる アルツハイマーの予防にスタチン!?:岡山大学 (ケアネット 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Giovanni Corrao, et al. Atherosclerosis. 2013 Oct;230(2); 171-6. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 スタチンと認知症・軽度認知障害リスクに関するメタ解析 医療一般 (2018/05/16) スタチンと認知症リスク~900万人超のメタ解析 医療一般 (2019/11/05) スタチンと認知症リスクに関するメタ分析、最も顕著な予防作用が示された薬剤は 医療一般 (2025/02/10) CareNet AcademiaによるAI生成記事 このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 既治療の再発・難治性多発性骨髄腫、mezigdomide追加が有効/Lancet(2026/07/07) トマトに認知機能改善効果は期待できるのか?(2026/07/07) プラチナ抵抗性卵巣がんに対するrelacorilant+nab-パクリタキセル、タキサン既治療例でも良好な結果(ROSELLA試験)/ASCO2026(2026/07/07) 低侵襲治療で変形性膝関節症の痛みが軽減(2026/07/07) 尿検査で自閉症をスクリーニングできる可能性(2026/07/07) 子どものうそ、大半は将来の問題行動につながらず(2026/07/07) テゼペルマブで重症喘息患者のステロイド減量が可能に(2026/07/07) GLP-1受容体作動薬、肥満関連がんの進行を抑制か(2026/07/07) [ あわせて読みたい ] 専門医が総合診療を使って成長する秘訣――50代からの学び直しのコツを教育のプロに聞く【ReGeneral インタビュー】第6回(2026/03/27) ケースで学ぶ輸液オーダー(2026/03/18) 僕はなぜ医者になったのか? 医療行政マンを原点に帰らせたある出来事「総合医育成プログラム」インタビュー【ReGeneral インタビュー】第5回(2026/02/25) 合格直結!テスレクDigest(2025/07/18) キャリア中断後に見つけた 総合診療能力で専門性を強化する新しい診療スタイル【ReGeneral インタビュー】第4回(2026/02/05) 外科医のキャリア終盤に思い出した 何でも診られる医者への憧れ【ReGeneral インタビュー】第3回(2025/12/25) 50代半ばで精神科から一転・総合診療でへき地へ【ReGeneral インタビュー】第2回(2025/12/15) 「総合医育成プログラム」で広がる医師のキャリアと医療機関の未来【ReGeneral インタビュー】第1回(2025/11/24) スマートに進める治験/臨床研究~臨床研究中核病院に学ぶ~(2025/10/28) 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18)