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ケタミンは、迅速気管挿管時の鎮静においてetomidateと代替可能

フェンサイクリジン系麻酔薬であるケタミン(商品名:ケタラール)は、重症患者に対する迅速気管挿管時の鎮静薬として安全に使用でき、etomidateの代替薬となりうることが、フランスParis 第13大学のPatricia Jabre氏らが実施した無作為化試験で明らかにされた。重症患者は緊急の挿管を要することが多いが、鎮静薬として頻用されるetomidateは用量依存的な11βヒドロキシラーゼ阻害により可逆的な副腎の機能不全を引き起こす可能性があり、院内合併症罹患率の上昇を招くおそれがあるという。Lancet誌2009年7月25日号(オンライン版2009年7月1日号)掲載の報告。87施設から655例を登録、最大SOFAスコアを評価研究グループは、重症患者に対する迅速気管挿管時のetomidateとケタミンの単回投与法の安全性と有効性を評価する単盲検無作為化対照比較試験を実施した。2007年4月~2008年2月までに、フランスの12の救急医療施設/病院救急部、および65の集中治療室(ICU)から、迅速気管挿管のために鎮静を要する655例がプロスペクティブに登録され、etomidate 0.3mg/kg(328例)あるいはケタミン2mg/kg(327例)を投与する群に無作為に割り付けられた。患者登録を行った救急医は薬剤の割り付けを知り得た。主要評価項目は、ICU入院から3日目までの臓器不全評価(sequential organ failure assessment:SOFA)の最大スコアとした。病院到着前に死亡した症例やICUを3日以内に退院した症例は除外したうえで、modified intention to treat解析を行った。SOFAスコア、挿管困難度は同等、副腎機能不全はetomidate群で有意に多い解析の対象となったのは、etomidate群が234例、ケタミン群は235例であった。SOFAスコアは、etomidate群が10.3、ケタミン群は9.6で、差の平均値は0.7(95%信頼区間:0.0~1.4、p=0.056)であり、有意差は認めなかった。挿管の状態にも有意な差はなく、挿管困難度スコア(スコアが上がるほど困難度が高くなる)の中央値は両群ともに1であった(p=0.70)。副腎機能不全の発生率は、ケタミン群の48%に比べetomidate群では86%と有意に高かった(オッズ比:6.7、95%信頼区間:3.5~12.7、p<0.0001)。両群とも、重篤な有害事象は認めなかった。著者は、「重症患者の迅速気管挿管時の鎮静薬として、ケタミンは安全に使用でき、有効性もetomidateと同等であることから、その代替薬となりうる」と結論し、「敗血症合併例では、有意差はないもののSOFAスコアおよび死亡率がケタミン群で優れる傾向がみられることから、これらの患者では特にケタミンを考慮すべきであろう」と指摘している。(菅野守:医学ライター)

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がんワクチン 胆道がんに対する第II相臨床試験を開始

扶桑薬品工業株式会社は3日、同社とオンコセラピー・サイエンス㈱(OTS 社)が平成17年4月4日に契約を締結し、OTS 社において開発中の、がん治療用「新生血管阻害剤OTS102」の胆道がんに対する第II相臨床試験を開始したと発表した。胆道がん(胆管がん、胆嚢がん、乳頭部がん)は、非切除例における5年生存率が胆管がんで1%、胆嚢がんで2%、乳頭部がんで8%と非常に低く、極めて予後が不良であるがん種と言われていて、有効な新規治療法が必要とされている。OTS社において開発中の新生血管阻害剤OTS102は、腫瘍新生血管内皮細胞を標的とするがんワクチン療法剤。今回、開始する臨床試験は、切除不能進行胆道がん及び再発胆道がん患者を対象とし、その有効性及び安全性を検証する第II相臨床試験とのこと。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.fuso-pharm.co.jp/news_topics/pdf/2009_08_03.pdf

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ペグインターフェロン、α-2aとα-2b間および用量の違いでの奏効率に有意差なし

C型慢性肝炎患者には、治療ガイドラインで、ペグインターフェロンα-2a(商品名:ペガシス)もしくはα-2b(商品名:ペグイントロン)を、リバビリン(商品名:コペガス、レベトール)との併用で用いることが推奨されている。しかし、両剤には構造上および投与用量(体重補正 vs. 固定)の違いから、臨床転帰に重大な違いがもたらされると言われ、いくつかのエビデンスも報告されている。そうした中で、米国デューク大学医療センターのJohn G. McHutchison氏らIDEAL研究グループは、「HCVジェノタイプⅠ型患者で、製剤間・用量間による有意差はなかった」とする報告を発表した。NEJM誌2009年8月6日号(オンライン版2009年7月22日号)掲載より。HCV未治療患者3,070例を、3治療群に無作為化し48週治療IDEAL(Individualized Dosing Efficacy vs. Flat Dosing to Assess Optimal Pegylated Interferon Therapy)は、ペグインターフェロン製剤の用量について、標準用量投与(α-2a、α-2b)と低用量(α-2b)との比較を主目的とする試験。米国の118の医療施設から、HCVジェノタイプⅠ型の未治療患者を、無作為に48週間、3つの治療群に割り付け、持続性ウイルス陰性化率、安全性、有害事象を調べた。3つの治療群は、(1)ペグインターフェロンα-2b標準用量(1.5μg/kg体重/週)+リバビリン800~1,400mg/日、(2)ペグインターフェロンα-2b低用量(1.0μg/kg体重/週)+リバビリン800~1400mg/日、(3)ペグインターフェロンα-2a標準用量(180μg/週)+1,000~1,200mg/日。2004年3月~2006年6月に4,469例がスクリーニングを受け、3,070例が3群に無作為化された。3治療群間で、持続性ウイルス陰性化、安全性とも同等3群間の持続性ウイルス陰性化は、同等だった。(1)α-2b標準用量群は39.8%、(2)α-2b低用量群は38.0%、(3)α-2a標準用量群は40.9%[(1)対(2)のP=0.20、(1)対(3)のP=0.57]。α-2b標準用量群と低用量群との奏効率の推定差は1.8%(95%信頼区間:-2.3~6.0)、α-2b標準用量群とα-2a標準用量群とでは-1.1%(同:-5.3~3.0)だった。再発率は、α-2b標準用量群では23.5%(同:19.9~27.2)、α-2b低用量群で20.0%(同:16.4~23.6)、α-2a標準用量群31.5%(同:27.9~35.2)だった。安全性プロフィールは、3群間で同等であり、重篤な有害事象は、8.6~11.7%の患者で観察された。治療4週と12週の検出不可能なHCV RNAレベルを有する患者の間で、それぞれ、持続性のウイルス学的効果は、86.2%と78.7%において成し遂げられた。HCV RNA量未検出だった患者の、治療4週時点の持続性ウイルス陰性化率は86.2%、12週時点では78.7%だった。McHutchison氏は「HCVジェノタイプⅠ型患者で、3つの治療間に、持続性ウイルス陰性化率および忍容性に有意差はなかった」と結論している。(武藤まき:医療ライター)●厚労省関連サイトhttp://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/hokushin/index.html●慢性肝炎診療のためのガイドラインhttp://www.jsh.or.jp/medical/gudelines/index.html

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難病支援に、急死したモデル純恋さんのネックレス

今年6月に脳出血で急逝したモデル純恋(すみれ)(本名・石川安里沙)さん(21)がデザインしたネックレスが話題になっている。純恋さんはギャル系ファッション誌「小悪魔ageha(アゲハ)」のモデルとして活躍、その一方で病気や障害を持つ子供たちの支援活動もしていた。子供たちの支援に役立てたいとネックレスをデザイン、8月1日に発売されたハート形の二つの手錠が組み合わさったネックレスは、「絆(きずな)」を大事にしていた純恋さんの思いが込められている。純恋さんの遺志を継ぎ、収益は難病の子供たちを支援する財団法人日本児童家庭文化協会に寄付される。ネックレスは4色、1個4980円。ホームページ(http://www.sumire.org/)から購入できる。 

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CSFバイオマーカーで初期アルツハイマー病を予測する?

 これまで、CSFバイオマーカーで、軽度認知障害(MCI)患者における初期アルツハイマー病(AD)を同定することは、小規模単一施設スタディでは可能であることが示されている。スウェーデンSahlgrenska大学病院臨床神経化学研究所のNiklas Mattsson氏らは、大規模な多施設治験を行い、CSFバイオマーカー[測定蛋白:amyloid1-42(A42)、total tau protein(T-tau)、tau phosphorylated(P-tau)]の診断精度を評価し、初期ADを予測できるかどうか評価を行った。JAMA誌2009年7月22・29日合併号より。軽度認知症患者のAD発症を予測できるか評価 本研究はヨーロッパとアメリカの12施設で1990~2007年の間に行われた各試験を対象とし、2段階構成で評価が行われた。まずカットオフポイントを同定するためのAD患者と健常者対照群が関与する断面調査が行われ、その後MCI患者が関与する前向きコホート研究で評価が行われた。MCI患者は総計750例、AD患者は529例、対照群は304例だった。 MCI患者は2年以上、あるいは臨床的に認知症へと症状が進行するまで追跡された。主要評価項目は、CSFバイオマーカー(A42、T-tau、P-tau)が初期ADだと特定できた感度、特異度、および尤度比とされた。感度83%、特異度72%、陽性予測値62%、陰性予測値88% 追跡期間中、MCI患者でADと診断されたのは271例、その他認知症と診断されたのは59例だった。 マーカー測定値では、特にA42に関して、かなりのバラつきが見られた。 追跡期間中に、MCI患者でADを発症した患者と、しなかった患者とではマーカーの各値に違いが見られた。A42は、発症した患者のほうが低かったが(中央値ng/L比較:356 vs. 579)、T-tau(同:582 vs. 294)、P-tau(81 vs. 53)は発症群のほうが高かった(P

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健康的な6つの生活習慣が心不全生涯リスク低下と関連:男性

米国ハーバード医科大学/ブリガム&ウィメンズ病院エイジング部門のLuc Djousse氏らは、男性において、改善可能な生活習慣によって心不全生涯リスクを低下できるかどうか調査を行った。心不全生涯リスクについては、40歳時点で男女を問わず約5人に1人に起き得ると報告されているが、改善可能な生活習慣と40歳以後の心不全リスクとの関連は明らかになっていない。JAMA誌2009年7月22・29日合併号より。男性20,900例の、6つの生活習慣と心不全生涯リスクとの関連を前向きに評価Djousse氏らは、「Physicians’Health Study I」(1982~2008)の参加者で、基線で健康だった男性20,900例を対象とする前向きコホート研究を行った。6つの改善可能な生活習慣(体重、喫煙、運動、飲酒、朝食時のシリアル摂取、果物と野菜の摂取)と、心不全の生涯リスクとの関連を評価した。対象コホート40歳時リスク13.8%、4つ以上の習慣を守った人は10.1%に低下平均追跡期間22.4年の間に、1,200例が心不全を呈した。40歳時の全体の心不全生涯リスクは、13.8%だった。70歳までに心不全を呈さなかった人の心不全生涯リスクは安定的で、80歳時では10.6%だった。高血圧の有無で見ると、高血圧の人のほうが40・50・60・70・80歳時いずれの時点でも心不全生涯リスクが高かった。健康的な生活様式習慣(正常体重、非喫煙、定期的な運動、適度な飲酒、朝食時のシリアル摂取、果物と野菜の摂取)は、残りの心不全生涯リスク低下と関連していた。これら習慣を1つも堅守できなかった人のリスクは最も高まり、21.2%だった。4つ以上堅守できた人は、リスクが10.1%に低下していた。Djousse氏は「健康的な生活習慣を固持することは、心不全生涯リスクの低下と関連する」と結論している。(朝田哲明:医療ライター)

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高血圧予防には、リスクを低下する6つの生活習慣を:女性

米国ハーバード医科大学/ブリガム&ウィメンズ病院腎臓病部門のJohn P. Forman氏らは、女性における、高血圧症発症と食事・生活習慣との関連を評価した。高血圧は、女性において重要な、死が予防可能なリスク因子である。しかし高血圧症発症のための改善可能なリスク因子が特定される一方で、それらリスク因子の組み合わせや配分に関しては評価が行われていなかった。JAMA誌2009年7月22・29日合併号より。27~44歳女性83,882例の6つの生活習慣と高血圧発症との関連を評価Forman氏らは、第2次「Nurses’Health Study」の参加者で、1991年時点で高血圧、心血管疾患、糖尿病、がんの病歴がなく、正常血圧(収縮期血圧120mmHg、拡張期血圧80mmHgと定義)だった27~44歳83,882例を対象に前向きコホート研究を行った。追跡期間は2005年までの14年間。高血圧に関する6つの改善可能な(高血圧リスクを低下する)生活習慣を定め、それら生活習慣の組み合わせと高血圧発症との関連を調べた。リスクを低下する生活習慣とは、(1)BMI:25未満、(2)毎日平均30分の運動、(3)ダイエット食(DASH:Dietary Approaches to Stop Hypertension)の高摂取、(4)適度(10g/日)な飲酒、(5)週1回未満の非麻薬性鎮痛薬の服用、(6)葉酸サプリ(400μg/日以上)の服用で、3つ〔(1)~(3)〕、4つ〔(1)~(4)〕、5つ〔(1)~(5)〕、6つ〔(1)~(6)〕の各組み合わせと高血圧発症との関連が検討された。主要評価項目は、自己申告に基づく高血圧発症の補正ハザード比、および母集団寄与率(PARs)。高血圧症の報告は、合計12,319例だった。追跡期間における、全6つの改善可能なリスク低下因子(生活習慣)は、高血圧症発症のリスクと独立して相関していた。年齢、人種、高血圧症の既往歴、喫煙状態、経口避妊薬服用で補正後も変わらなかった。最も強力な予測因子はBMI全6つのリスク低下因子を有していた女性(母集団の0.3%)の、高血圧症発症のハザード比は、0.22(95%信頼区間:0.10~0.51)だった。推定PARは、78%(同:49%~90%)。これは、もし全女性が6つのリスク低下因子を実行していていた場合、高血圧症の新規発症が回避される人は、推定78%に上ることを示す。発症率の絶対差(ARD)は、1,000人・年当たり8.37例であった。5つのリスク低下因子を有している女性(母集団の0.8%)のPARは、72%(95%信頼区間:57%~82%)、ARDは1,000人・年当たり7.76例だった。4つのリスク低下因子を有している女性(母集団の1.6%)のPARは、58%(同:46%~67%)、ARDは1,000人・年当たり6.28例だった。3つのリスク低下因子を有している女性(母集団の3.1%)のPARは、53%(同:45%~60%)、ARDは1,000人・年当たり6.02例だった。高血圧症の最も強力な予測因子はBMIで、BMIが25以上だった人の補正後PARは25未満の人との比較で40%(同:38%~41%)だった。Forman氏は「リスクを低下する生活習慣は、高血圧症の低下と有意に関連していた。これら習慣を取り入れることは、若い女性の高血圧の新規発症を、相当数予防できることにつながるだろう」と結論している。(朝田哲明:医療ライター)

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2009年乳がん検診無料対象者数は全国で約447万人 都道府県別マンモの充足率は2倍の格差

矢野経済研究所は27日、がん予防医療に関する調査を実施し、2009年の都道府県別乳がん無料検診対象者数と当該検診で使用されるマンモグラフィー(乳房X線検査)の都道府県別の充足率を公表した。女性特有のがん検診に対する支援(2009年度補正予算)による検診無料対象者となる年齢は、乳がんで40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、子宮がんで20歳、25歳、30歳、35歳、40歳である。2009年のがん検診全体の対象者数は全国で約850万人、そのうち、乳がん無料対象者は約447万人に上ると推計される。乳がん検診無料対象者を都道府県別にみると、最も多いのは東京都の約43.7万人、次いで大阪府約31.1万人、神奈川県約30.9万人、埼玉県約25.0万人、愛知県約24.9万人の順である。最も少ないのは鳥取県の約2万人、次いで、島根県約2.4万人、高知県約2.7万人、福井県と徳島県の約2.8万人の順となっていた。また、2009年の乳がん検診で使用されるマンモグラフィーの充足度合い注を都道府県別に比較すると、最上位の徳島県では7.9ポイントに対して、最下位の埼玉県では14.6ポイントと2倍に近い格差が生じている。なお、乳がん検診無料対象者数の最も多い東京都は10.0ポイントと全国8位に位置し、全国平均は11.4ポイントであった。詳細はこちらhttp://www.yano.co.jp/press/press.php/000501

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50代の69%、60歳以上の97%が“COPD”の疑い

40歳以上で10年以上の喫煙者のCOPDの疑いが、40代で20%、50代で69%、60代では97%と、年代とともにと急増するという。ファイザー株式会社が行った調査からわかった。この調査は、8月1日の「肺の日」を前に、10年以上喫煙歴がある40歳以上(40~90歳)の男女600人を対象に、喫煙が身体に及ぼす影響を把握するため、同社がインターネット上で行ったもの。喫煙が主な原因となり引き起こされるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、ニコチン依存症、また、何らかの依存症に陥る人は精神的な問題を抱えている場合もあることから、うつ病・うつ状態の可能性についても調査された。調査の結果、COPDの疑いがある人は、40代で20.0%(40/200人)、50代で68.5%(137/200人)、60歳以上で96.5%(193/200人)を占めていた。50代になると、40代の約3.5倍と急増し、60歳以上ではほぼ全員と、とても高い割合でCOPDの疑いがあるという衝撃的な実態が明らかなったという。また、COPDの疑いがある人のうち68.4%(253/370人)は、ニコチン依存症であることもわかったという。一方、COPDの疑いがない人では60.4%(139/230人)で、COPDの疑いがある人の方が、ニコチン依存症にかかっている人が多いとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2009/2009_07_27.html

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尋常性乾癬に対する「NF-κBデコイオリゴ」の医薬特許成立

 アンジェス MG株式会社は29日、日本において尋常性乾癬に対するNF-κBデコイオリゴの医薬特許が成立し、特許公報(特許第4305857号)が発行されたことを発表した。 同特許は「尋常性乾癬を治療するための薬学的組成物であって、少なくとも1つのNF-κBのデコイ、および薬学的に受容可能なキャリアを含む組成物であって、該デコイは2本鎖オリゴヌクレオチドまたはそのS-オリゴである組成物」を対象とするもの。 なお同社は、NF-κBデコイオリゴのアトピー性皮膚炎に対する第II相臨床試験を終了し、現在、第III相臨床試験に向けて実施計画の詳細を検討中とのこと。

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「テリパラチド」がグルココルチコイド誘発性骨粗鬆症治療薬として適応追加承認取得

 イーライリリー・アンド・カンパニーは7月23日(現地時間)、米食品医薬品局(FDA)がテリパラチド(一般名。米国での販売名:Forteo [遺伝子組み換え、注射剤])の追加適応症を承認したと発表した。新しい適応は、「骨折リスクの高い男女における継続的全身グルココルチコイド(ステロイド)療法に関連する骨粗鬆症の治療」。グルココルチコイド(ステロイド)療法は、続発性骨粗鬆症の最も多い原因であり、骨量の減少と骨折リスク上昇を引き起こすという。 グルココルチコイド(ステロイド)誘発性骨粗鬆症(GIO: glucocorticoid-induced osteoporosis)は、関節リウマチや閉塞性肺疾患などの炎症性疾患に対して処方されるグルココルチコイド(ステロイド)剤の長期的使用が関与して起こる。データによれば、50歳以上の成人100名のうち3名までがグルココルチコイド(ステロイド)剤を使用。長期的にグルココルチコイド(ステロイド)療法を受けている患者のうち約50%は骨粗鬆症による骨折を起こす可能性があり、グルココルチコイド(ステロイド)剤を使用すると骨形成が低下する恐れがあるとのこと。テリパラチドは、骨形成を促進することによって、これに対抗することが示されているという。 FDAによる今回の新適応症の審査過程で、同社は「グルココルチコイド(ステロイド)誘発性骨粗鬆症の患者において、テリパラチドが腰椎骨密度(BMD)をベースラインから18カ月で7.2%上昇。大腿骨近位部では3.6%、大腿骨頸部では3.7%の上昇だった」とする臨床試験のデータを提出したとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.lilly.co.jp/CACHE/news_2009_19.cfm

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QRISK vs. Framingham、心血管疾患リスクの予測はどちらが優れているか?

イギリスで近年開発された心血管疾患リスク予測アルゴリズム「QRISK」のパフォーマンス評価が、Framinghamとの比較で行われた。QRISKの独立したパフォーマンス評価はこれまで行われていなかったという。オックスフォード大学医学統計センターのGary S Collins氏らが、イギリス保健省からの依頼で行ったもので、一般開業医(GP)の患者コホートを対象に、前向きオープンコホート研究にて、心血管疾患の10年リスクについて検討した。結果は「QRISKはFraminghamと比べて、心血管疾患10年予測リスクのパフォーマンスを改善した」と報告している。BMJ誌2009年7月18日号(オンライン版2009年7月7日号)掲載より。35~74歳の540万人・年、心血管イベント43,990件を評価本研究は、イングランドとウェールズの一般開業医診療所274施設から、患者107万人が参加し行われた。被験者は、1995年1月1日~2006年4月1日の間に登録された、35~74歳の540万人・年で、心血管イベントは43,990件だった。主要評価項目は、カルテの記録から、最初に診断された心血管疾患(心筋梗塞、虚血性心疾患、脳卒中、一過性脳虚血発作)。ハイリスク患者同定で、QRISKのほうが優れる結果、判別と検定統計は、QRISKがより良好だった。QRISKでは、男性では偏差が32%、女性では37%を示した。Framinghamでは、それぞれ27%、31%だった。QRISKは、男性で13%、女性で10%、予測リスクを過小したが、一方Framinghamでは、男性で32%、女性で10%、予測リスクが過大であった。全体で患者85,010例(8%)が、Framinghamでのハイリスク分類から、QRISKでは低リスクに再分類された。そしてこれらの患者で心血管疾患10年リスクが観察されたのは、男性で17.5%(95%信頼区間:16.9%~18.1%)、女性で16.8%(同:15.7%~18.0%)だった。男性の心血管疾患イベント出現率は、Framinghamでハイリスクと同定された患者では23.7例/1,000人年(同:23.2~24.1)、QRISKでハイリスクと同定された患者では30.5例/1,000人年(95%信頼区間:29.9~31.2)だった。女性では、Framinghamでハイリスクと同定された患者では22.2例/1,000人年(同:21.4~23.0)、QRISKでハイリスクと同定された患者では26.7例/1,000人年(同:25.8~27.7)だった。Collins氏は、「QRISK心血管疾患リスク因子は、心血管疾患のリスクが高い集団を同定することにおいては、長年にわたり定着しているFraminghamに対して、改善を提供するものである。QRISKは、10年心血管疾患リスクを過小に評価するが、それはFraminghamの過大評価予測よりも小さいものだ」と結論している。

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新型インフル、正しい情報を把握している人ほど感染回避の行動を実行している

世界で現在なお感染拡大が伝えられる新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の発生について、人々の認識、および不安、行動に関する電話サーベイが、ロンドン大学精神医学研究所のG James Rubin氏らによって行われた。BMJ誌2009年7月18日号(オンライン版2009年7月2日号)より。2日間にわたり997人に無作為抽出電話調査本サーベイでは、新型インフルエンザ発生の認知が、人々の行動を変化させたかどうかを評価することを目的に行われた。サーベイが行われたのは、イングランド、スコットランド、ウェールズ。電話調査は、5月8日と12日に、無作為に抽出し行われた。サーベイ対象は、18歳以上で英語が話せ、新型インフルエンザに関する情報を耳にしたことがある997人だった。主要評価項目は、推奨されている行動をとっているか(手洗いやうがいの増大、あるいは「flu friend」との計画実行)、回避行動をとっているか(大勢が集まる場所や公共輸送機関を回避するなど6つのうち1つ以上を守る)とした。過度な喧伝に価値がある!?参加者のうち37.8%(n=377)は、推奨された行動を行っていると回答した。4.9%(n=49)は、あらゆる回避行動を実行していると回答した。個人の詳細データおよび不安を調整した上で、推奨された行動を行うようになる変化は、新型インフルエンザに対する認識が高いことと関連が見られた。すなわち、感染力が強いこと、発生は長期にわたるであろうこと、当局が良い情報を提供するので頼りになると認識していること、人々の感染リスクはコントロール可能であること、リスクを減らすためのなすべき行動がはっきりしていること、などである。一方、発生についてよく認識できておらず、発生は誇張されていると思っていることは、あまり行動変化が見られないことと関連していた。最も強い行動変化の因子は、民族性だった。参加者のうち少数民族の人は、行動変化が乏しい傾向が見られた(オッズ比:3.2、95%信頼区間:2.0~5.3)。回避行動もあまり見られなかった(同:4.1、2.0~8.4)。Rubin氏は、「本サーベイの結果は、国民に新型インフルエンザの感染リスクを低下するための、具体的なアクションを知らせようとする努力、および政府の方針と手段を知らせようとする努力を支持するものだった。発生情報を過度に喧伝することに対しては難しい側面もあるが、価値あることでもあるようだ。なお本調査の結果に関しては、少数民族での、発生に対する異なる行動に関して追加調査を行う必要がある」と結論している。

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【書籍紹介】できる男は2食主義

常識を少し変えてみると、新しいヒントが生まれるかもしれません!本書は、ダイエットをどのようにとらえるかという「考え方の本」です。「時間がきたから食べる」のではなく、「おなかがすいたら食べる」に考え方を変えてみませんかと提案する。その結果がダイエットにつながるという「考え方を変えることでダイエットできる」と!そして、食事のとり方を変えることは、仕事の効率がアップするという利点につながるといいます。たとえば、午前中乗ってきた仕事をランチタイムで中断させないからです。「できる男」とは、つまり今までの考え方に縛られない、仕事の効率を考えて行動できる男と提案します!【目次】第1章 男の能力をアップする「2食主義」という提案第2章 常識に縛られない生き方第3章 「楽しい」を判断の基準に変えてみる第4章 食生活の自立第5章 2食主義の副産物 -おしゃれ-第6章 2食主義の副産物 -料理-第7章 常識に縛られない「できる男の2食主義」 石蔵 文信 著大阪大学大学院保健学准教授 ■装丁 四六判,179ページ■定価 1,365円(本体1,300円+税)■送料 290円ISBN 978-4-89589-347-3 ●書籍詳細はこちらへhttp://www.medical-tribune.co.jp/sinkan/a/09-02.html

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PTCAバルーンカテーテル Tazuna(タヅナ)新発売

テルモ株式会社は27日、狭心症などの治療に用いるPTCAバルーンカテーテル「Tazuna」を全国の医療機関向けに発売した。カテーテルの先端をわずか0.41mmと細くするなど、血管内の通過性能を追求したことで、手首の細い血管からカテーテルを入れる治療法にも使いやすくなったという。この方法は、太ももの血管を使った時と比べて、出血が少ない、治療後の止血時間が短いなど、患者の負担が軽減されるため、国内でも普及が進んでいる。また、完全に詰まった血管にも通りやすいという。詳細はプレスリリースへhttp://www.terumo.co.jp/press/2009/018.html

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ネクサバールと化学療法剤との併用療法が、進行性乳がんの無増悪生存期間を延長する

米国のバイエル ヘルスケア社とオニキス・ファーマシューティカル社は、進行性転移性乳がんを対象とした医師主導の臨床試験グループによる無作為化第II相臨床試験において、主要評価項目である無増悪生存期間の延長が示されたと発表した。バイエル薬品株式会社が27日に報告した。この試験は、局所進行性または転移性の、HER-2陰性乳がん患者におけるネクサバール錠と経口化学療法剤カペシタビンの併用療法を評価したもの。試験結果より、ネクサバールとカペシタビンの併用療法を受けた患者群において、カペシタビンとプラセボを投与した患者群と比較して統計学的に有意に(p=0.0006)無増悪生存期間の中央値が延長されたという。この試験における併用療法の安全性と忍容性は同社が予測していた通りであり、未知あるいは予期せぬ毒性は発現しなかったとのこと。試験の最終解析結果は、今後、学会で発表される予定。ネクサバールは現在、肝細胞に対して70ヵ国以上、また進行性腎細胞に対して80ヵ国以上で承認されている。欧州では、肝細胞がんとインターフェロン・アルファあるいはインターロイキン2による治療が無効であるか、医師がこれらサイトカイン療法に不適当と認めた進行性腎細胞がんに対して承認されています。詳細はプレスリリースへhttp://byl.bayer.co.jp/scripts/pages/jp/press_release/press_detail/?file_path=2009%2Fnews2009-07-27.html

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新規抗がん剤E7389、スイスで局所進行・転移性乳がんを適応として承認申請

エーザイ株式会社は27日、スイス子会社であるエーザイ・ファルマ・アーゲーが、新規抗がん剤 E7389(一般名:eribulin mesylate)について、211試験(フェーズII試験)等の試験結果に基づき局所進行・転移性乳がんの適応で、スイスSwissmedicに承認申請を行ったと発表した。E7389は、同社が創製した新規化合物であり、細胞分裂を含む様々な細胞内プロセスに関与する微小管の伸長を阻害することで細胞周期を停止させる、微小管ダイナミクス阻害剤。E7389は、クロイソカイメンから初めて単離された天然由来化合物ハリコンドリンBの合成誘導体である。今回のE7389の承認申請は、同社が創製した抗がん剤としては初めての申請となる。現在、乳がんを対象とした臨床試験は、欧米でフェーズIII試験、日本でフェーズII試験が進行中であり、2009年度中に日本、米国、欧州での同時申請を目指しているとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.eisai.co.jp/news/news200930.html

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【医師限定記事】「脳死は人の死」に8割近くの医師が賛成

医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケート「「脳死は人の死」をどう評価する?」によると、8割近くの医師が賛成と回答。アンケートは2009/06/26から2009/07/26まで行われ、519名の医師が参加した。それによると、「脳死は人の死」に対して、「賛成」39%、「条件付きで賛成」37%、「反対」20%、「わからない・その他」4%だった。コメントを見ると、「脳死が人の死であることは医学的には正しい。臓器移植が,そこに哲学的,宗教的,感情的問題を絡めてくるので,ややこしくなっているだけのハナシである。」という声の一方で、「「脳死は人の死」というなら明らかに間違っていますので反対です。この議論はそもそも前提が間違っており、臓器移植のための、最も合理的な新たな死の定義は何かという議論のはずが、いつの間にか「人の死」の議論になってしまったのです。」といった声なども聞かれた。 ●アンケートの詳細結果はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=90

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【医師限定記事】医師が白衣を着替えるのは週に2、3回

医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケート「先生の白衣は清潔ですか?」によると、約7割の医師が白衣を着替えるのは週に2,3回程度と回答していた。アンケートは2009/06/26から2009/07/26まで行われ、418名の医師が参加した。それによると、「白衣は毎日変える」6%、「白衣は週に1,2回変える程度」72%、「白衣は月に1、2回変える程度」14%、「白衣は年に数回変える程度」2%、「白衣は着ない」5%となった。掲示板には「勤務医にとっては、白衣は作業着です。ちなみに私はベンケーシースタイルものをずっと愛用していますが、2日に1回で洗濯に出します。汚れたままで診察されたくないから、自分もこまめに変えたりします。普段着で(白衣なしで)診療するのもいいかもしれませんが、病院ほど汚いところはないので自宅には持ち込みたくありません。さらに、白衣を着ていないと誰が医師で誰が患者か分からなくなりませんか? 」といった声や「午前、午後と交換しますので、日に二着必要です。勤務医時代は週に2度程度でしたが、それだと忘れてしまって着たきり雀になりがちでした。」という声が聞かれた。 ●アンケートの詳細結果はこちらhttp://www.carenet.com/click/voice/result.php?eid=84

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日本初の治療抵抗性統合失調症治療薬 クロザリル錠発売

 ノバルティス ファーマ株式会社は29日、治療抵抗性統合失調症治療薬「クロザリル錠25mg/100mg」(一般名:クロザピン)を発売した。 クロザリルは、日本で初めて「治療抵抗性統合失調症」の適応症を認められた抗精神病薬。2種類以上の抗精神病薬を十分な量、十分な期間投与されたにも関わらず、十分な効果が得られない患者に対する治療薬として、世界97ヵ国で承認されている。 国内臨床試験においては、57~67%に改善が認められたという。また、5年近くの長期投与においても、精神症状のコントロールが可能であることが認められたとのこと。一方で、副作用は、無顆粒球症、好中球減少症、耐糖能異常、てんかん、悪性症候群、痙攣、腸閉塞などの重大なものを含めて、ほぼすべての患者に発現していた(77例中76例)。詳細はプレスリリースへ

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