がんワクチン 胆道がんに対する第II相臨床試験を開始 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/08/05 扶桑薬品工業株式会社は3日、同社とオンコセラピー・サイエンス㈱(OTS 社)が平成17年4月4日に契約を締結し、OTS 社において開発中の、がん治療用「新生血管阻害剤OTS102」の胆道がんに対する第II相臨床試験を開始したと発表した。胆道がん(胆管がん、胆嚢がん、乳頭部がん)は、非切除例における5年生存率が胆管がんで1%、胆嚢がんで2%、乳頭部がんで8%と非常に低く、極めて予後が不良であるがん種と言われていて、有効な新規治療法が必要とされている。OTS社において開発中の新生血管阻害剤OTS102は、腫瘍新生血管内皮細胞を標的とするがんワクチン療法剤。今回、開始する臨床試験は、切除不能進行胆道がん及び再発胆道がん患者を対象とし、その有効性及び安全性を検証する第II相臨床試験とのこと。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.fuso-pharm.co.jp/news_topics/pdf/2009_08_03.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] SGLT2阻害薬、自己免疫性リウマチ性疾患のリスクは?/BMJ(2025/10/24) 腹部大手術時の周術期血圧管理、個別化vs.通常/JAMA(2025/10/24) ALK陽性進行NSCLCへのアレクチニブ、OS中央値81.1ヵ月(ALEX)/ESMO2025(2025/10/24) 下剤のルビプロストン、重大な副作用にアナフィラキシー追加/厚労省(2025/10/24) 免疫療法の対象とならない進行TN乳がん1次治療、Dato-DXdがPFSとOSを延長(TROPION-Breast02)/ESMO2025(2025/10/24) 結腸がん術後ctDNAによるde-escalation、リスク低減も非劣性は示されず(DYNAMIC-III)/ESMO2025(2025/10/24) 寝たきり原因第1位「脳卒中」、最新治療アクセス改善と患者支援の最前線/日本脳卒中学会・日本脳卒中医療ケア従事者連合・日本脳卒中協会(2025/10/24) 父親の厳しい子育てが子供のメンタルヘルスに影響(2025/10/24)