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「フルバスタチン徐放製剤」血管手術後の心疾患転帰を改善

スイス・ノバルティス社は3日、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(New England Journal of Medicine)」に掲載されたDECREASE (Dutch Echocardiographic Cardiac Risk Evaluation Applying Stress Echocardiography)III試験の結果によると、周術期にフルバスタチン徐放製剤(海外での製品名:Lescol XL)を投与し血管手術を行った患者において、術後30日以内の術後心疾患の転帰がプラセボ群に比べ有意に改善したことが示されたと発表した。エラスムスメディカルセンター(オランダ・ロッテルダム)で実施されたこの試験では、フルバスタチンを投与すると、総コレステロール値、LDLコレステロール(LDL-C)値が有意に低下し、高感度CRP値とインターロイキン-6濃度の低下によって反映される炎症の低下も有意に認められたとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.novartis.co.jp/news/2009/pr20090911.html#fn1

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抗生物質テラバンシン、米国で承認取得

アステラス製薬株式会社は14日、米国テラバンス社より導入し、同社が米国において申請していた抗生物質「VIBATIV(一般名:テラバンシン)」に関し、9月11日(現地時間)に「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)およびメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)を含むグラム陽性菌に起因する複雑性皮膚・軟部組織感染症(cSSSI)」の適応症について米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。テラバンシンは、細菌の細胞壁合成を阻害するとともに細胞膜透過性の増大作用をあわせ持つ、1日1回投与の脂質化グリコペプチド系の注射剤。同剤については、2006年12月にテラバンス社がFDAに申請していた。また、本剤の追加適応の院内肺炎については、現在FDAにおいて審査中とのこと。VIBATIVの販売は、同社の米国子会社アステラス ファーマ US, Inc.より、2009年中に開始される予定。詳細はプレスリリースへhttp://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/vibativtm.html

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吸入ステロイド喘息治療剤 アズマネックス ツイストヘラー新発売

シェリング・プラウ株式会社は14日、吸入ステロイド喘息治療剤「アズマネックス ツイストヘラー 100μg 60吸入」(Asmanex Twisthaler)(一般名:モメタゾンフランカルボン酸エステル吸入用散剤)を新発売した。アズマネックスの効能・効果は「気管支喘息」で、通常成人には、モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1回100μgを1日2回吸入投与する。アズマネックスは、米国シェリング・プラウ社が開発した合成ステロイドであるモメタゾンフランカルボン酸エステルを主成分とする気管支喘息治療剤で、強い局所抗炎症作用により優れた効果を示し、また吸入時の全身吸収性(絶対バイオアベイラビリティ)が約1%と低い。アズマネックスの吸入器であるツイストヘラーは、吸入時において、吸入器内の薬剤粒子を治療に理想的な粒子サイズに粉砕するため、中枢気道および末梢気道の肺全体への薬剤の送達率が約40%と高く、良好な炎症コントロールができるという。また、吸気力の弱い患者には吸入が難しいとされるドライパウダー製剤の弱点を克服し、患者の吸気力に左右されることなく、薬剤が安定して放出されるため、薬剤を確実に吸入することが可能になったとのこと。海外では2005年に米国で気管支喘息に対し承認を取得して以来、 2009年4月現在、60ヵ国以上で承認を取得している。日本における臨床試験においても効果および安全性が認められている。詳細はプレスリリースへhttp://www.schering-plough.co.jp/press/index.html

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コラゲナーゼ注射はデュプイトラン病関節拘縮を有意に改善

デュプイトラン病は、手指機能が制限されQOL低下を招くばかりか、最終的には手の機能を失う可能性がある疾患である。標準治療は外科的手術とハンドセラピーとされるが、重い合併症を伴う可能性が捨てきれない。同疾患の新しい治療薬として開発されたヒストリチクム菌由来のコラゲナーゼ注射薬は、デュプイトラン病による関節拘縮を改善する、診察室で施行可能な非外科的治療選択肢としての可能性が期待されている。本論は、同剤に関するニューヨーク州立大学のLawrence C. Hurst氏らによるphase 3の臨床試験CODE1からの報告で、NEJM誌2009年9月3日号にて掲載された。拘縮0~5度の完全伸展まで改善するかを評価研究グループは、無作為化二重盲検プラセボ対照多施設前向き試験において、関節拘縮が20度以上の患者308例を登録し検討した。患者の主要な中手指節関節または近位指節間関節に、ヒストリチクム菌由来コラゲナーゼ注射薬(1回0.58mg)またはプラセボ注射薬を、収縮した膠原腱に30日間隔で最高3回まで接種するようランダムに割り付け、注射の翌日にハンドセラピーを施行した。主要エンドポイントは、最後の注射の30日後に、拘縮0~5度の完全伸展まで改善することとした。26項目に及ぶ副次エンドポイントも評価対象とされ、有害事象に関するデータが集められた。コラゲナーゼ注射はデュプイトラン病関節拘縮を有意に改善コラゲナーゼ注射を受けた群の転帰は、有意に改善された。コラゲナーゼ注射群の腱はプラセボ群の腱より、より多数例が主要エンドポイントを満たし(64.0%対6.8%、P

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周術期スタチン療法は血管手術患者の術後心血管系イベントを有意に減少

非心臓血管手術を受けるアテローム動脈硬化症患者は、心血管系に起因する心筋梗塞や死亡といった術後の心イベントリスクが高い。一方、術後30日のアウトカムにおけるスタチンの効果を評価するプラセボ対照試験は公表されていなかった。DECREASE IIIは、オランダ・エラスムス医療センターのOlaf Schouten氏らの研究グループによる、周術期スタチン療法が待機的血管手術患者で有害な心イベントの術後出現率を低下させるとの仮説を立証することを目的に行われたプラセボ対照試験。その結果が、NEJM誌2009年9月3日号に掲載された。徐放性フルバスタチンとプラセボを二重盲検二重盲検プラセボ対照臨床試験では、これまでスタチンの投与を受けたことのない患者を、ベータ受容体遮断薬に加えて、徐放性フルバスタチン(extended-release fluvastatin)80mgまたはプラセボのどちらかを、血管手術を受ける前に1日1回投与されるようランダムに割り付けた。そして脂質濃度、インターロイキン6濃度、C反応性蛋白(CRP)濃度が、ランダム化の際と手術前に測定された。主要エンドポイントは、術後30日以内の一過性の心電図異常、トロポニンTの放出、またはその両方で定義される心筋虚血の発生とした。副次エンドポイントは、心血管系と心筋梗塞の複合による死亡。計250例の患者がフルバスタチン、247例がプラセボに割り付けられた(中央値で血管手術37日前に投与)。心血管系の有害イベントが有意に減少総コレステロール、低比重リポ蛋白コレステロール、インターロイキン6、CRP濃度はフルバスタチン群で有意に低下したが、プラセボ群では変わらなかった。術後心筋虚血は、フルバスタチン群で27例(10.8%)、プラセボ群は47例(19.0%)で起こった(ハザード比:0.55、95%信頼区間:0.34~0.88、P=0.01)。心血管系に起因する死亡または心筋梗塞は、フルバスタチン群が12例(4.8%)、プラセボ群が25例(10.1%)で起こった(同:0.47、0.24~0.94)、P=0.03)。フルバスタチン治療による有害事象の発生率に有意な増加はみられなかった。これらの結果から研究グループは、血管手術を受ける患者に対する周術期フルバスタチン療法は、術後心疾患転帰改善との関連が確認できたと述べている。(医療ライター:朝田哲明)

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ハイリスク非ST上昇型急性冠症候群への血管形成術実施のタイミング

ハイリスク非ST上昇型の急性冠症候群に対し、血管形成術を行う際、患者が来院してからできるだけ早く実施する場合と、翌日まで待って行う場合とを比較した結果、入院中のトロポニン最大値などのアウトカムに差はないことが明らかにされた。リスクの高い非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)に対しては、早期の侵襲的インターベンションの実施が国際的ガイドラインで勧告されているものの、その適切なタイミングについては明確ではないという。フランスPitie-Salpetriere大学のGilles Montalescot氏らの調べで明らかになったもので、JAMA誌2009年9月2日号で発表されている。NSTE-ACSでTIMIスコア3以上の352人を対象に試験研究グループは2006~2008年にかけて、フランス13ヵ所の医療機関で、NSTE-ACSで、心筋虚血における血栓溶解リスクを示すTIMI(Thrombolysis in Myocardial Infarction)スコアが3以上の患者352人を対象に、試験を行った。被験者を無作為に2群に分け、一方にはできるだけ早く血管形成術を行い、もう一方の群には試験開始後8~60時間後の翌(営業)日まで待って、血管形成術を行った。1次エンドポイントは、入院中の血中トロポニン最大値。また主な2次エンドポイントは、1ヵ月以内の死亡、心筋梗塞、緊急再血管再生術のいずれかの発生だった。来院直後実施も翌日実施も、アウトカムに有意差なし試験開始直後に血管形成術を行った群は、割り付けから手術開始までの経過時間中央値は70分、もう一方の翌日群は同21時間だった。入院中の血中トロポニン最大値の中央値は、直後群が2.1(四分位範囲:0.3~7.1)ng/mLで、翌営業日群は1.7(同:0.3~7.2)ng/mLであり、両群で有意差は認められなかった(p=0.70)。主な2次エンドポイントについても、その発生率は直後群で13.7%(95%信頼区間:8.6~18.8)、翌日群が10.2%(同:5.7~14.6)と、両群で有意差はなかった(p=0.31)。また主な出血や、その他のエンドポイントについても、両群で有意差は見られなかった。(當麻あづさ:医療ジャーナリスト)

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代表的医学雑誌で発表のRCT、適切に登録していたのは半数以下

国際医学雑誌編集者委員会(ICMJE)では2005年より、研究結果掲載の条件として、試験開始以前の登録を義務付けているが、主な3分野の各10雑誌に発表された無作為化対照試験について調べたところ、適切な登録をしていたのは半数以下に過ぎなかった。その中で、事前に設定したアウトカムと、実際に発表したアウトカムに食い違いがあった研究は、3割強に上っていたという。フランスParis Diderot大学のSylvain Mathieu氏らが明らかにしたもので、JAMA誌2009年9月2日号で発表した。登録なし28%、事後登録14%Mathieu氏らは、心臓病、リウマチ病、胃腸病の3分野の、それぞれ引用頻度が高く影響の大きい10雑誌に発表された無作為化対照試験(RCT)、あわせて323件について調査を行った。そのうち、試験終了前に登録を済ませ、また主要アウトカムも明確だったのは、45.5%にあたる147件に留まった。全く登録をしていなかったのは89件(27.6%)、また試験終了後に登録したのは45件(13.9%)だった。更に、登録時に主要アウトカムについての記述が欠けていたり不明確だったのは39件(12.1%)、試験終了後に登録し、主要アウトカムが欠けていたり不明確だったのは3件(0.9%)だった。適切登録試験のうち、31%が登録アウトカムと発表アウトカムが不一致適切な登録を行った147試験のうち、登録したアウトカムと発表したアウトカムが一致していなかったのは、31%の46件にも上った。その原因を23試験について調べてみると、事前に設定したアウトカムではなく、統計的有意性の見られたアウトカムを発表している場合が19件(82.6%)だった。(當麻あづさ:医療ジャーナリスト)

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大麦黒酢の摂取により血流が改善することを確認

キユーピー株式会社は10日、キユーピー醸造株式会社との共同研究で、大麦黒酢の摂取により、血流が改善されることを確認したと発表した。また、その血流改善には大麦黒酢のもつ抗酸化作用が関与していることが示唆されたという。調査は、健常成人男女20人を無作為に2つのグループに分け、市販の大麦黒酢と米黒酢をそれぞれ1日15mL(大さじ1杯)ずつ4週間継続して摂取し、摂取前および摂取後に血液流動性を測定。血液流動性は、血液流動性測定装置MC-FAN(Micro Channel array Flow Analyzer)を用い、血液100μLが通過するのに要する時間を測定する方法で調査した。その結果、血液流動性を示す血液通過時間は、大麦黒酢15mL摂取群(摂取前:約49.1秒⇒摂取後:約42.9秒)の方が米黒酢摂取群(摂取前:約 49.2秒⇒摂取後:約45.3秒)よりも短縮。また、ラットを用いた試験で大麦黒酢には血流改善に関与するとされている抗酸化作用があることが確認されたという。 詳細はプレスリリースへhttp://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/2009/61.html

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ブラジル政府に新型インフルエンザA 型(H1N1)ワクチンを供給予定

サノフィ・アベンティスグループ(EURONEXT:SANおよびNYSE:SNY)のワクチン事業部門であるサノフィパスツールは7日(現地時間)、新型インフルエンザA型(H1N1)ワクチンのブラジル政府に対する製造、供給に関して、ブタンタン研究所と契約を締結したことを発表した。今回のブラジル保健省からの発注は、初回分として新型インフルエンザA型(H1N1)ワクチン1,800万回接種分に関するもの。そのうち100万回接種分は最終製剤として、また1,700万回接種分はバルク状態で供給されるという。今回の契約には、世界保健機関(WHO)からワクチンメーカーに対して、通常の南半球向け季節性インフルエンザワクチンから新型インフルエンザA型(H1N1)ワクチンへの切り替え要請があった場合に、さらに1,500万回接種分を追加発注できるというオプション事項も含まれるとのこと。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.sanofi-aventis.co.jp/live/jp/medias/3F7948F2-EA4E-4C50-BA49-AF37A6F5A8D6.pdf

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アムロジン新OD錠が発売

大日本住友製薬株式会社は11日、持続性カルシウム拮抗薬「アムロジンOD錠2.5mg/OD錠5mg」(一般名:アムロジピンベシル酸塩)について、3月に製法等にかかわる製造販売承認事項の一部変更の承認を取得した新OD錠の出荷を、すべての包装において開始したことを発表した。アムロジンOD錠は、高齢者を始め嚥下機能の低下した患者の服薬アドヒアランスの向上を目指し、2006年7月にカルシウム拮抗薬としては国内で初めて発売された口腔内崩壊錠。新OD錠は、有効成分を微粒子コーティングし、口腔内で崩壊したときのざらつきと苦味が軽減され、使用期間の延長に伴い、開封後(一包化後・無包装状態)の安定性も向上されている。また、速やかな崩壊性と高い硬度を兼ね備えた製剤設計により、取り扱いやすくなっているという。新製剤は、あらゆる患者に適用できるようにと同社が開発した「SUITAB-NEX」という製剤技術が使われている。速やかな崩壊性を保ちながら、OD錠の硬度をさらに向上し、有効成分の苦味の軽減や安定性もあるという。錠剤の色調や形状には、変更はない。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.ds-pharma.co.jp/news/pdf/ne20090911.pdf

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GSK「リレンザ」の今季の供給量を決定

グラクソ・スミスクライン株式会社は11日、抗インフルエンザウイルス薬「リレンザ」(一般名:ザナミビル水和物)について、新型インフルエンザの感染拡大に伴い、今季(2009年9月から2010年3月まで)の供給量を1,350万人分と発表した。また、今後の流行状況に応じては、さらなる追加供給も検討するという。「リレンザ」は、新型H1N1インフルエンザ並びに季節性を含め、これまでのところ臨床においてA型インフルエンザにおける「リレンザ」耐性ウイルスの出現は報告されていないとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2009_07/P1000575.html

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排尿障害改善薬ユリーフが韓国で発売 製品名はTHRUPAS

 キッセイ薬品工業株式会社は9日、同社が創製し、Choongwae Pharma Corporation(株式会社チョンウェ製薬:韓国)に技術導出した前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「シロドシン」(日本製品名:ユリーフ)について、チョンウェ製薬は 9月1日に韓国にて発売したと発表した。 キッセイ薬品は、2004年にシロドシンの韓国における独占的開発・販売権をチョンウェ製薬に供与する技術導出契約を同社と締結していた。その後、チョンウェ製薬は韓国において臨床試験を実施して昨年承認を取得し、本年8月に薬価収載され、この度、製品名「THRUPAS(スルーパス)」として新発売された。 シロドシンは、キッセイ薬品が創製した選択的α1A受容体遮断薬であり、主に前立腺に存在するα1A受容体を遮断することにより、前立腺の緊張を緩和して尿道抵抗を改善し、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する。既存薬に比べ効果の発現が早く、尿が出にくいなどの排尿症状と、頻尿や尿が我慢できないなどの蓄尿症状の両症状を改善する特長がある。 詳細はプレスリリースへhttp://www.kissei.co.jp/news/press2009/seg090909.html

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医薬品選択時の薬剤師の助言、7割が「重要」と考えている

株式会社シード・プランニングと株式会社ゲインは8日、セルフメディケーションと薬剤師の役割に関する調査結果をまとめた。調査対象者は20代以上の男女1,000名(東京23区在住)、各年代男女200名(20代~60代以上) 。調査結果によると、薬を買いに行ったときに薬剤師あるいは店員に相談するかどうかを聞いたところ、「必ずする」との回答は全体で4.5%、「時々する」が36.4%で、約4割の人が何らかの相談をしている。相談している人の相談内容は、「自分の症状に合う薬の選び方」との回答が約7割。相談内容は性別や年代により異なり、「薬の効能や副作用について」は、男性30代(74.2%)、女性60代以上(68.4%)が高く、「薬の飲み方」は、男性20代(63.6%)が最も高く、女性ではどの年代も概ね3割以下。医薬品選択時の薬剤師の助言の重要度について、全体では約7割が「重要である」と回答。そのうち、「非常に重要である」との回答は約17%であった。しかしながら、男女間には大きな差が見られ、男性は「重要である」との回答は、全ての年代において6割台であったが、女性は7割を超えている。また、男性30代は、前問において薬剤師に相談しない理由として30.4%が「自分で調べるので相談の必要がない」と回答しており、薬剤師に頼らず、医薬品を使用する傾向が他の年代に比べ強いという結果だった。第1類医薬品の購入にあたり、薬剤師の説明が義務づけられたので安心して購入できると思うかに対して、「そう思う」が51.5%で最も高く、以下、「どちらともいえない」(39.7%)、「そう思わない」(8.8%)、と続いた。 詳細はプレスリリースへhttp://www.seedplanning.co.jp/press/2009/2009090801.html

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携帯でインフルエンザ予報をチェック

ジョルダン株式会社は、携帯電話向け経路検索&総合お出かけ情報サービス「乗換案内NEXT」のお天気情報コーナー「天気の時間」において、地震・台風情報、インフルエンザ予報の提供を開始した。インフルエンザ予報では、気温や湿度などの気象条件からインフルエンザ(新型・季節性)感染の警戒度を5段階で知らせてくれる。同サービスは、情報料月額210円(税込)(※通信料除く)。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.jorudan.co.jp/company/data/pdf_pr/20090909_tenki.pdf

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重症咽頭痛、ステロイド投与で症状を有意に改善?:メタ解析

英国オックスフォード大学プライマリ・ヘルスケア部門のGail Hayward氏らは、咽頭痛にステロイドが有効かどうかについて、システマティックレビューとメタ解析を行った。重症例や滲出性扁桃炎では、抗生物質投与に加えて投与することで症状改善が見られたと報告している。BMJ誌2009年8月29日号(オンライン版2009年8月6日号)掲載より。24、48時間時点での完治した患者の割合などを調査レビューと解析は、Cochrane Central、Medline、Embase、DARE(Database of Reviews of Effectiveness)、NHS Health Economics Databaseと文献目録を用いて行われた。転帰尺度は、24、48時間時点での完治した患者の割合、鎮痛開始までの平均時間、症状完治までの平均時間、仕事や学校を休んだ日数、再発、有害事象とした。抗生物質との併用で24時間時点では、有意に症状改善解析例は、8つの試験、被験者計743例(小児369例、成人374例)。そのうち348例(47%)は滲出性扁桃炎を有し、330例(44%)はA群β溶血性レンサ球菌陽性だった。抗生物質と鎮痛剤を投与した群で、ステロイド投与群は疼痛完治の尤度を有意に増加した。24時間時点では約3倍の開きがあった(4試験で、相対リスク:3.2、95%信頼区間:2.0~5.1)。48時間時点では、そこまで大きな開きはなかった(3試験で、同:1.7、1.3~2.1)。鎮痛開始までの平均時間は6時間以上(95%信頼区間:3.4~9.3、P

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プライマリ・ケアでのがん兆候症状と非がん診断

英国King’s College London School of Medicine一般診療/プライマリ・ケア部門のRoger Jones氏らは、プライマリ・ケアでのがん兆候症状と非がん診断に関するコホート研究を行った。兆候症状を呈している患者の大半が臨床的に意味ある診断を下されていると報告している。BMJ誌2009年8月29日号(オンライン版2009年8月13日号)掲載より。15歳以上の762,325例が参加Jones氏らは、プライマリ・ケアで定められている非がん・がん診断のための兆候症状の適中率を評価した。一般診療(GP)調査データベース(1994~2000年、GP128人から提供)を用いて行われたコホート研究は、15歳以上の762,325例が参加し行われた。主要転帰尺度は、事前に15の兆候症状を定めたうえで、非がん診断と4つの兆候症状(血尿、喀血、嚥下障害、直腸出血)との関連について、90日時点、最初の兆候症状が記録されてから3年後時点で調査した。各転帰の解析は、time to eventで別々に行われた。データは、患者が死亡・診療から外れた・試験期間終了に達したいずれかの時点で検閲された。血尿、喀血、嚥下障害、直腸出血のファーストエピソード例について解析血尿(11,108例)、喀血(4,812例)、嚥下障害(5,999例)、直腸出血(15,289例)のファーストエピソード例のデータについて解析が行われた。結果、兆候症状を呈した患者での非がん診断は、ごく普通に見られた。また、がんあるいは非がんいずれの診断率は、一般に年齢とともに増加していた。血尿症状がある患者の90日以内での、がん・非がん診断率は、女性で17.5%(95%信頼区間:16.4%~18.6%)、男性で18.3%(17.4%~19.3%)だった。その他の症状については、喀血例では、同25.7%(23.8%~27.8%)、24%(22.5%~25.6%)。嚥下障害例では、同17.2%(16%~18.5%)、22.6%(21%~24.3%)。直腸出血例では、同14.5%(13.7%~15.3%)、16.7%(15.8%~17.5%)だった。Jones氏は、「兆候症状を呈している患者では、高い割合で臨床的に意味ある診断を下されている。血尿、喀血、嚥下障害または直腸出血の症状を呈している患者群での合同診断評価には患者4~7人が必要である。また90日以内に1人の患者は、臨床的に意味ある診断が下されているようである」と結論している。

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患者自らの経験を基に25疾患を網羅した「患者と作る医学の教科書」発刊

ファイザー株式会社は4日、様々な患者団体や障がい者団体などで構成されるヘルスケア関連団体ネットワーキングの会が、患者と作る医学の教科書プロジェクトチームとともに編著した「患者と作る医学の教科書」を、2009年8月に発刊したことを発表した。近年、大学の医療者教育の場からは「患者さんの声を聞きたい」、患者側からも「患者の声を医療従事者に聞いて欲しい」というニーズがあった。しかし、これまで現場で使われてきた教科書には専門の医学用語ばかりで、患者とのギャップが生じていた。患者と作る医学の教科書には、各疾患の診断や治療の解説に加え、初診時の患者の声(患者さんの伝え方)、診断時に医療従事者に気遣って欲しいこと、患者や家族が抱える悩みなどが患者の視点で解説されている。教科書は、25もの多くの疾患について患者の経験を基に掲載されている。詳細はプレスリリースへhttp://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2009/2009_09_04_2.html

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新型インフルエンザ(A/H1N1)用アジュバント(MF59)添加細胞培養ワクチンの臨床試験、高い免疫原性を示す

スイス・ノバルティス社は4日、アジュバント(免疫賦活剤)を添加した細胞培養による新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザA/H1N1)ワクチンのパイロット試験で、ノバルティスのワクチンが強い抗体反応と良好な忍容性を有することが示されたと発表した。日本法人のノバルティス ファーマ株式会社が報告した。この試験は英国のLeicester大学および同大学病院で実施されたもの。Celturaと名付けられる予定のこのワクチンのパイロット試験は、18歳から50歳までの100名の健康成人ボランティアを対象に実施された。この試験は、異なる投与間隔でワクチン接種を実施したときのワクチンの忍容性と免疫原性を評価した。細胞培養によるA/California/2009株の表面抗原7.5μgを含有するアジュバントを添加した新型インフルエンザワクチンを1回または2回接種し評価したところ、2回の接種を受けたグループに最も高い血清抗体反応が確認されただけでなく、1回の接種を受けたグループでもインフルエンザ予防が可能と判断できる同様の抗体反応が確認されたという。また、1回接種グループでは80%、2回接種グループでは90%以上の被験者で赤血球凝縮抑制抗体価が40またはそれ以上に達したことが示された。これは欧州および米国の規制当局が規定する免疫原性基準を満たすと考えられるという。この結果は、アジュバント添加ワクチンが低用量で1回接種後2週間以内に新型インフルエンザ(A/H1N1)に対する抗体を産生させる可能性があることを示しているとのこと。この試験ではアジュバントを添加しないワクチンのグループは評価されなかった。詳細はプレスリリースへhttp://www.novartis.co.jp/news/2009/pr20090904_02.html

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ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤 リフレックス(ミルタザピン)新発売

明治製菓株式会社は7日、ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤「リフレックス錠15㎎」(一般名:ミルタザピン)を発売した。本製品は、9月4日に薬価収載された。リフレックスは、N.V.オルガノン社(現シェリング・プラウコーポレーション)が創製したうつ病治療薬で、1994年にオランダで発売されて以来、世界90ヵ国以上で承認されている。また、その特徴的な作用メカニズムによって、海外では『ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA:Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant)』というカテゴリーに分類され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)とは異なる作用機序を持つ薬剤として知られている。1日1回就寝前服用の簡便な用法で、服用開始1週目から、うつ病・うつ状態にある患者の不眠や不安・焦燥感といった症状を速やかにしっかりと改善するなど、うつ病・うつ状態に対する効果の早期発現と優れた有効性を合わせ持つ。同社は、「うつ病の寛解(REmission)、そしてその先の回復(REcovery)をかなえ、患者さんの人生をしなやかで柔軟(FLEXibility)なものにする」という思いを込めて、「リフレックス(REFLEX)」と名付けたという。また、発売に備えて中枢神経系領域専任医薬情報担当者を100名体制に拡充し、市場への早期浸透を図っていくとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.meiji.co.jp/corp/news/2009/0907.html

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新規作用メカニズムの抗うつ剤 レメロン(ミルタザピン)発売

シェリング・プラウ株式会社は7日、約10年ぶりに登場する新規作用メカニズムを持つ抗うつ剤「レメロン錠15mg」(一般名:ミルタザピン)を新発売した。レメロン錠は10年ぶりに登場する特徴的な作用メカニズムである『NaSSA(Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant):ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ剤』と称される新規のカテゴリーに属し、既存の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI:Selective Serotonin Reuptake Inhibitor)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI:Serotonin Noradrenaline Reuptake Inhibitor)とは全く異なるタイプの新しいうつ病治療剤となる。日本における臨床試験では、この領域では実施することが難しいとされているプラセボ対照比較試験において、投与1週目から有意な改善効果が示され、日本で初めてプラセボに対して抗うつ効果における優越性が検証された。さらに、長期投与試験においては、52週まで抗うつ効果が維持されることも示されたという。これらの結果で示されている通り、レメロン錠は、投与1週目からの早い効果の発現と長期にわたる効果の維持という特長を持ち合わせた薬剤といえる。レメロン錠はN.V.オルガノン社(2007年11月19日、シェリング・プラウ・コーポレーションと統合)が創製したうつ病治療薬で、1994年に製品名『REMERON』としてオランダで発売されて以来、現在では世界90ヵ国以上で販売されており、日本では明治製菓株式会社と共同開発を行い、本年7月7日に製造販売承認を取得していた。詳細はプレスリリースへhttp://www.schering-plough.co.jp/press/index.html

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