眠りの深さや状態を在宅で定量的に評価する睡眠計、発売へ

提供元:ケアネット

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公開日:2010/04/12

 



株式会社タニタは6日、眠りの状態を定量的に評価して表示する睡眠計「スリープスキャン(SL-501)」を開発し、5月に発売すると発表した。医療機関で一般的に行われている睡眠ポリグラフによる判定結果と相関性の高いアルゴリズムと、これにさまざまな情報から確立した指標を加え、点数による総合評価を行えるようにしたのが特徴だという。

同製品は計測ユニットとセンサーマットが一体となった構造で、これを寝具の下に敷き、横になって就寝するだけで簡単に計測が可能。身体を拘束したり多数の電極を取り付けたりする必要がなく、リラックスした状態で計測できるため対象者に負荷がかからないとのこと。

不眠症など睡眠障害にかかわる問題がクローズアップされているが、同製品を使えば睡眠の過不足やリズムを在宅でも簡単にチェックすることが可能になり、健康管理に反映できるようになるとみているという。価格は3万6750円(消費税込み)。

詳細はプレスリリースへ(PDF)
http://www.tanita.co.jp/company/press/20100406.pdf