小児・青年期の強迫性障害、SRI+認知行動療法で治療効果が有意に向上

小児や青年期の強迫性障害(OCD)の治療には、セロトニン再取り込み阻害薬(SRI)の服薬指導と徹底した認知行動療法(CBT)の介入を併用することで、服薬指導のみや、服薬指導と簡単なCBT指示のみの介入に比べ、治療効果が有意に向上することが明らかにされた。米国・ペンシルベニア大学のMartin E. Franklin氏らが、7~17歳のOCD患者124人について行った、無作為化比較試験の結果報告したもので、JAMA誌2011年9月21日号で発表した。