子癇前症をきたす妊婦は妊娠第1、2期の平均動脈圧が高い

妊娠第1、2期の血圧測定において、子癇前症の最も優れた予測因子は平均動脈圧であることが、オランダ・アカデミック医療センター一般医療科のJeltsje S Cnossen氏らが行ったメタ解析で明らかとなった。子癇前症は、母子ともに重篤な結果がもたらされる可能性があるため、妊娠期の重要な疾患とされる。子癇前症を呈する女性は、正常妊婦に比べ妊娠第1、2期および妊娠前の平均動脈圧が高いとする研究がある。BMJ誌2008年5月17日号(オンライン版2008年5月14日号)掲載の報告。