RAD001の最新の試験結果発表、進行性腎細胞がん患者の無増悪生存期間をさらに延長 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/10/03 ノバルティス ファーマ株式会社は、スウェーデンのストックホルムで開催された「第33回欧州臨床腫瘍学会(ESMO: European Society for Medical Oncology)」において、標準的な治療法が無効となった進行性腎細胞がんの患者に対するRAD001(一般名:エベロリムス)の潜在的ベネフィットが、新しいデータによって改めて示されたと発表した。RECORD-1(REnal Cell cancer treatment with Oral RAD001 given Daily)試験の最新の知見によると、RAD001の投与を受けた患者の無増悪生存期間の中央値が、プラセボ群の1.9カ月に対し、約5カ月であったことがわかった。さらに、RAD001による治療を10カ月以上継続した患者の25%において、腫瘍の増大は認められなかったという。詳細はプレスリリースへhttp://www.novartis.co.jp/news/2008/pr20080929_02.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症、tolebrutinibが障害進行リスク抑制/NEJM(2025/04/25) 米国出生率、中絶禁止導入州で上昇/JAMA(2025/04/25) 症状のない亜鉛欠乏症に注意、亜鉛欠乏症の診療指針改訂(2025/04/25) サブタイプ別転移乳がん患者の脳転移発生率、HER2低発現の影響は(2025/04/25) 2年間のフレマネズマブ治療の有効性および継続性〜国内単一施設観察研究(2025/04/25) 遺伝性アルツハイマーへのgantenerumab、発症リスク低下に有効か(2025/04/25) tenecteplase、脳梗塞治療でアルテプラーゼと同等の効果(2025/04/25) 低ホスファターゼ症の新たな歯科症状が明らかに―全国歯科調査(2025/04/25)