病院「再編統合」時代の一歩先を行く医療経営を考えるシンポ開催ー東京大

提供元:ケアネット

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公開日:2019/11/25

 

 9月に公表された、病院「再編・統合」リストは日本中に衝撃を与えた。どのような基準・根拠でリストは作られ、「実名公表」に踏み切られたのか? 各地の医療ステークホルダーはどう受け止め、対応すべきか? 今後の地域医療の制度経営はどのように展開すべきか? これらの課題をめぐって徹底議論するべく、東京大学「経営のできる大学病院幹部養成プログラム」は、12月4日に特別公開シンポジウムを開催する。シンポジストには、厚生労働省「地域医療構想に関するワーキンググループ」の座長を務めた尾形 裕也氏ほか、地域医療施策に携わる実務者や医療提供体制を分析しているアカデミアを迎え、講演やパネルディスカッションが行われる。

■開催概要
 日時:2019年12月4日(水)18:00~20:00(開場17:30)
 場所:東京大学 鉄門記念講堂(本郷キャンパス医学部教育研究棟14階)
 定員:300名
 参加費:無料
 申し込み方法:webからの事前申し込み制(先着順、空席状況により当日参加可能)
 http://hep.m.u-tokyo.ac.jp

■プログラム
第1部(18:05~19:25)
地域医療構想の実現に向けて
 尾形 裕也(九州大学名誉教授)

埼玉県における地域医療行政の立場から
 本多 麻夫(埼玉県保健医療部参事・埼玉県衛生研究所所長)

千葉県での実例
 竹内 公一(千葉大学附属病院地域医療連携部長・特任准教授、鴨川市保健医療参与)

DPCデータを用いた埼玉・千葉県の医療提供体制の把握の実例
 石川 ベンジャミン 光一(国際医療福祉大学教授)

第2部(19:25~20:00)
パネルディスカッション 病院「再編統合」リストをどう読み解くべきか
司会・進行 橋本 英樹(東京大学教授)

<問い合わせ先>
東京大学 経営のできる大学病院幹部養成プログラム
TEL:03-5800-8750(直通)
E-mail:hep@adm.h.u-tokyo.ac.jp

(ケアネット)