オラパリブ、BRCA変異陽性乳がんに国内適応拡大

提供元:ケアネット

印刷ボタン

公開日:2018/07/05

 

 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム)は2018年7月2日、オラパリブ(商品名:リムパーザ)が、「がん化学療法治療歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳癌」を適応症とする製造販売承認事項一部変更の承認を取得したと発表。

 リムパーザの処方は、コンパニオン診断プログラムである「BRACAnalysis 診断システム」による、生殖細胞系列のBRCA遺伝子変異の判定結果に基づき決定される。

■関連記事
オラパリブ、BRCA変異陽性乳がんにおける全生存期間の最新データを発表/AACR2018
オラパリブの乳がんコンパニオン診断プログラムが国内承認
FDA、BRCA変異転移乳がんにオラパリブ承認

(ケアネット 細田 雅之)