乳がんに初のCDK4/6阻害薬パルボシクリブ、国内発売

提供元:ケアネット

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公開日:2017/12/21

 

 ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:原田明久)は2017年12月15日、「手術不能又は再発乳癌」の効能・効果で、CDK4/6阻害薬パルボシクリブ(商品名:イブランスカプセル25mg/125mg)を発売した。

 パルボシクリブは、サイクリン依存性キナーゼ4および6(CDK4/6)とサイクリンD複合体の活性を選択的に阻害する新しい作用機序を有する薬剤。CDK4/6を直接的に阻害するだけでなく、内分泌療法剤と併用することで、エストロゲン受容体の下流物質であるサイクリンDの発現抑制を介したCDK4/6の間接的阻害も加わり、抗腫瘍効果の増強が期待されている。

 臨床試験において、HR陽性かつHER2陰性の進行・再発乳がん患者に対して高い有効性と忍容性が認められ、無増悪生存期間が標準治療と比較して約2倍延長することが示された。

 パルボシクリブは、世界で初めて米国食品医薬品局(FDA)に承認されたCDK4/6阻害薬であり、米国をはじめ世界70ヵ国以上で承認され、70,000人以上の患者に使用されている。

・効能・効果:手術不能又は再発乳癌
・用法・用量:内分泌療法剤との併用において、通常、成人にはパルボシクリブとして1日1回125mgを3週間連続して食後に経口投与し、その後1週間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
・製造販売承認取得日:2017年9月27日
・薬価収載日:2017年11月22日
・発売日:2017年12月15日
・製造販売元:ファイザー株式会社
・薬価:25mg 5,576.40円、125mg:22,560.30円

(ケアネット 細田 雅之)