単純ヘルペスウイルス感染の仕組み解明、阪大研究グループ

提供元:ケアネット

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公開日:2008/03/24

 

大阪大学の荒瀬尚教授らは、単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染の仕組みを突き止めた。21日の米科学雑誌cellに掲載。研究によると、感染する際に細胞の表面の免疫抑制にかかわる受容体(レセプター)を利用しているとのこと。

HSVの国内の年間患者数は約8万人。症状が治まってもウイルスが神経節に潜伏して再発を繰り返す。

今回の研究から新しい治療薬の開発も期待される。

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http://www.cell.com/content/article/abstract?uid=PIIS0092867408002055