今さらシャム試験が必要か? (解説:高月 誠司 氏)-2167 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2026/09/29 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 高月 誠司( たかつき せいじ ) 氏 慶應義塾大学医学部 不整脈先進治療学寄附研究講座 特任教授 J-CLEAR推薦コメンテーター オリジナルのニュース 症候性心房細動、カテーテルアブレーションはQOLを改善するか?/Lancet(2026/09/14掲載) 本研究は、カテーテルアブレーションによるQOL改善効果をプラセボ効果から分離するという点で、シャム対照試験の科学的意義を有している。しかし、すでに一定の有効性が確立された侵襲的治療に対し、患者に直接的な治療利益をもたらさない鎮静や静脈穿刺を実施し、アブレーションを延期することの倫理的妥当性には慎重な検討が必要である。実際にシャム群でも血管合併症や脳卒中が発生している。また、シャム群においてもAFEQTお… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 高月 誠司先生の他のコメント 心房細動患者における左心耳閉鎖術の効果は薬物治療と同等ではない(解説:高月誠司氏) (2026/05/26掲載) 持続性心房細動に対してもカテーテルアブレーションが第一選択治療となるか?(解説:高月誠司氏) (2026/05/25掲載) ICD患者のK値はいくつにすべきか―4.0mEq/Lでは低すぎる(解説:高月誠司氏) (2025/10/06掲載) 心房細動アブレーションはパルスフィールドアブレーション一択となるか(解説:高月誠司氏) (2025/04/28掲載) 今、肺静脈隔離にシャム試験?(解説:高月誠司氏) (2024/11/29掲載) 心臓植込み電気デバイスの革新的一歩 ーモジュール式リードレスペーシング除細動システムー(解説:高月誠司氏) (2024/07/01掲載) パルスフィールドアブレーションは心房細動治療のゲームチェンジャーになりうるか(解説:高月誠司氏) (2023/11/30掲載) etripamilは上室頻拍に対する特効薬となるか(解説:高月誠司氏) (2023/08/04掲載) 左房後壁は隔離すべきなのか?(解説:高月誠司氏) (2023/03/07掲載) 心室細動に対する除細動法が変わる?(解説:高月誠司氏) (2023/01/11掲載) 心房細動患者に対する心臓手術では左心耳閉鎖も追加すべきである(解説:高月誠司氏) (2021/10/07掲載) 発作性心房細動に対しては、抗不整脈薬よりもカテーテルアブレーションである(解説:高月誠司氏)-1338 (2021/01/08掲載) ICD/CRT-Dデバイス、謝礼金額の「影響」とは(解説:高月誠司氏)-1337 (2021/01/07掲載) 心房細動治療が変わるEAST-AFNET 4試験(解説:高月誠司氏)-1294 (2020/10/13掲載) AIは洞調律の心電図から発作性心房細動を診断できるのか(解説:高月誠司氏)-1114 (2019/09/26掲載) カテーテルアブレーションで心房細動は根治するか?(解説:高月誠司氏)-1035 (2019/05/06掲載) 冠動脈疾患の心不全、洞調律患者に対するリバーロキサバンの効果(COMMANDER HF)検証すべき仮説だったのか?(解説:高月誠司氏)-927 (2018/10/11掲載) リバーロキサバンの安定型冠動脈疾患に対する効果(解説:高月誠司氏)-745 (2017/10/16掲載) ADVICE試験:心房細動アブレーションにおいてアデノシンによるdormant conductionの確認は必要か?(解説:高月 誠司 氏)-395 (2015/08/11掲載) 原因不明の脳梗塞患者に潜む心房細動(解説:高月 誠司 氏)-247 (2014/09/25掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら CareNet AcademiaによるAI生成記事 このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] CRTの左室リード、最遅延部位への標的留置は予後を改善せず/Lancet(2026/09/29) 原因不明の失神、14日間携帯型ECGモニタリングで再発率は改善するか/NEJM(2026/09/29) 第2世代抗精神病薬に関連する低ナトリウム血症リスクの比較(2026/09/29) PD-L1陽性NSCLC1次治療におけるサシツズマブ ゴビテカン+ペムブロリズマブの成績(EVOKE-03/KEYNOTE D46)/WCLC2026(2026/09/29) HR+/HER2-転移乳がんへのアベマシクリブ後の治療の検討~日本のリアルワールドデータ(2026/09/29) 牛乳・チーズ・ヨーグルト、膝OAを予防できる?~日本の大規模コホート(2026/09/29) 日本の慢性膵炎患者は5年で3割増、約半数は糖尿病を合併(2026/09/29) 短期的な禁煙で24時間血圧を改善できるか~メタ解析(2026/09/29) [ あわせて読みたい ] ミュンヘンの熱気とアスピリンの行方~PREMIUM試験が語る学会と雑誌の歴史学~【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第100回(2026/09/10) 外の海へ漕ぎ出せ!~血栓と出血の狭間で揺れる循環器内科医に届いた「1ヵ月」の福音~【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第99回(2026/08/21) 第51回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2026/04/28) 専門医が総合診療を使って成長する秘訣――50代からの学び直しのコツを教育のプロに聞く【ReGeneral インタビュー】第6回(2026/03/27) ケースで学ぶ輸液オーダー(2026/03/18) 僕はなぜ医者になったのか? 医療行政マンを原点に帰らせたある出来事「総合医育成プログラム」インタビュー【ReGeneral インタビュー】第5回(2026/02/25) キャリア中断後に見つけた 総合診療能力で専門性を強化する新しい診療スタイル【ReGeneral インタビュー】第4回(2026/02/05) 外科医のキャリア終盤に思い出した 何でも診られる医者への憧れ【ReGeneral インタビュー】第3回(2025/12/25) 50代半ばで精神科から一転・総合診療でへき地へ【ReGeneral インタビュー】第2回(2025/12/15) 「総合医育成プログラム」で広がる医師のキャリアと医療機関の未来【ReGeneral インタビュー】第1回(2025/11/24)