ICD患者のK値はいくつにすべきか―4.0mEq/Lでは低すぎる(解説:高月 誠司 氏)-2011 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2025/10/06 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 高月 誠司( たかつき せいじ ) 氏 慶應義塾大学医学部 不整脈先進治療学寄附研究講座 特任教授 J-CLEAR推薦コメンテーター オリジナルのニュース 心室性不整脈予防のための最適なカリウム戦略は?/NEJM(2025/09/24掲載) 血清Na濃度は140mEq/Lに対して、細胞内Na濃度は15mEq/L、相補的に血清K濃度は4~5mEq/Lに対して、細胞内K濃度は140mEq/Lと濃度は逆転している。心筋の静止膜電位は-90mVだが、Naチャネルが開口し、一気に細胞内にNaイオンが流入することにより、膜電位は脱分極し、心筋の活動電位が発生する。活動電位においてKは細胞外に放出され、再分極を担う。細胞外K濃度が変化すると、静止膜電位に影響する。K濃度が上昇すると、静止膜電位… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 高月 誠司先生の他のコメント 心房細動アブレーションはパルスフィールドアブレーション一択となるか(解説:高月誠司氏) (2025/04/28掲載) 今、肺静脈隔離にシャム試験?(解説:高月誠司氏) (2024/11/29掲載) 心臓植込み電気デバイスの革新的一歩 ーモジュール式リードレスペーシング除細動システムー(解説:高月誠司氏) (2024/07/01掲載) パルスフィールドアブレーションは心房細動治療のゲームチェンジャーになりうるか(解説:高月誠司氏) (2023/11/30掲載) etripamilは上室頻拍に対する特効薬となるか(解説:高月誠司氏) (2023/08/04掲載) 左房後壁は隔離すべきなのか?(解説:高月誠司氏) (2023/03/07掲載) 心室細動に対する除細動法が変わる?(解説:高月誠司氏) (2023/01/11掲載) 心房細動患者に対する心臓手術では左心耳閉鎖も追加すべきである(解説:高月誠司氏) (2021/10/07掲載) 発作性心房細動に対しては、抗不整脈薬よりもカテーテルアブレーションである(解説:高月誠司氏)-1338 (2021/01/08掲載) ICD/CRT-Dデバイス、謝礼金額の「影響」とは(解説:高月誠司氏)-1337 (2021/01/07掲載) 心房細動治療が変わるEAST-AFNET 4試験(解説:高月誠司氏)-1294 (2020/10/13掲載) AIは洞調律の心電図から発作性心房細動を診断できるのか(解説:高月誠司氏)-1114 (2019/09/26掲載) カテーテルアブレーションで心房細動は根治するか?(解説:高月誠司氏)-1035 (2019/05/06掲載) 冠動脈疾患の心不全、洞調律患者に対するリバーロキサバンの効果(COMMANDER HF)検証すべき仮説だったのか?(解説:高月誠司氏)-927 (2018/10/11掲載) リバーロキサバンの安定型冠動脈疾患に対する効果(解説:高月誠司氏)-745 (2017/10/16掲載) ADVICE試験:心房細動アブレーションにおいてアデノシンによるdormant conductionの確認は必要か?(解説:高月 誠司 氏)-395 (2015/08/11掲載) 原因不明の脳梗塞患者に潜む心房細動(解説:高月 誠司 氏)-247 (2014/09/25掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 低用量経口セマグルチド、過体重/肥満者で優れた減量効果/NEJM(2025/10/06) てんかん患者の突然死、発作期無呼吸がリスクマーカーに/Lancet(2025/10/06) 内視鏡鎮静に新たな選択肢、レミマゾラムが覚醒時間を半減/ムンディファーマ(2025/10/06) 家事をしない人は認知症リスクが高い?米国65歳以上の10年間調査(2025/10/06) PS不良の小細胞肺がん、デュルバルマブ+化学療法の有用性は?(NEJ045A)/ERS2025(2025/10/06) ネット上の血圧測定の写真の多くが間違った測り方を示している(2025/10/06) 献血前のカフェイン摂取が赤血球の質に影響か(2025/10/06) [ あわせて読みたい ] 合格直結!テスレクDigest(2025/07/18) 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01)