経口GLP-1受容体作動薬の進化:orforglipronがもたらす可能性と課題(解説:永井 聡 氏)-1996

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2025/08/07

本記事のコメンテーター

永井 聡( ながい そう ) 氏

NTT東日本札幌病院 糖尿病内分泌内科 部長

GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病の注射製剤として、すでに15年以上の歴史がある。減量効果だけでなく、心血管疾患や腎予後改善のエビデンスが示されるようになり、さらに経口セマグルチド(商品名:リベルサス)の登場により使用者が増加している。しかし、本剤が臨床効果を発揮するためには、空腹かつ少量の水で服用することが必須であり、服薬条件により投与が困難な場合もあった。今回、経口薬であり非ペプチドGLP-1製剤である…

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