トラスツズマブを用いた術後補助療法は6ヵ月間で十分か?‒PERSEPHONE試験の結果から(解説:岩瀬 俊明 氏)-1084 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2019/07/30 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 岩瀬 俊明( いわせ としあき ) 氏 千葉大学大学院医学研究院 臓器制御外科学教室 MD Anderson Cancer Center, Breast Medical Oncology, Postdoctoral fellow オリジナルのニュース HER2陽性早期乳がん、トラスツズマブ投与期間短縮で効果は?/Lancet(2019/06/24掲載) これまでHER2陽性早期乳がんに対するトラスツズマブを用いた術後補助療法の標準投与期間は12ヵ月とされていたが、心毒性、高額な医療費、また長期の通院等のデメリットが憂慮される。そのため治療期間を短縮するオプションがいくつかの臨床試験で検討されてきたが、コンセンサスは得られていない。以上の背景から、本試験はHER2陽性早期乳がんにおいて12ヵ月のトラスツズマブ治療に対して6ヵ月の治療効果を第3相ランダム化非劣性… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 岩瀬 俊明先生の他のコメント 乳房温存術後の早期乳がん患者に対して加速乳房部分照射(APBI)は勧められるか?-RAPID試験の結果から(解説:岩瀬俊明氏)-1182 (2020/02/07掲載) 乳房温存術後の早期乳がん患者に対して加速乳房部分照射(APBI)は勧められるか?-NSABP B-39/RTOG 0413試験結果から(解説:岩瀬俊明氏)-1181 (2020/02/06掲載) トラスツズマブを用いた術後補助療法は6ヵ月間で十分か?‒PHARE試験の結果から(解説:岩瀬俊明氏)-1085 (2019/08/01掲載) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 分散型臨床試験の治療効果は、非分散型と異なるか/BMJ(2025/12/17) 血液凝固因子第XI因子を阻害すればよいというものではない?(解説:後藤信哉氏)(2025/12/17) 成人のRSウイルスワクチンに関する見解を発表/感染症学会、呼吸器学会、ワクチン学会(2025/12/17) ER+/HER2-進行・転移乳がん、ESR1変異検出時のcamizestrantへの切り替えでPFS延長(SERENA-6)/SABCS2025(2025/12/17) 統合失調症におけるブレクスピプラゾール切り替え、その有用性は?(2025/12/17) 認知症発症リスク、亜鉛欠乏で30%増(2025/12/17) 胃食道逆流症が耳疾患と関連か(2025/12/17) 健康診断から見える、糖尿病予測の未来(2025/12/17) [ あわせて読みたい ] 消化器がん特集(2018/06/21) 肺がん治療、患者と医療者の“スキマ”とは? 第15回【肺がんインタビュー】(2018/05/09) 肺がん特集まとめインデックス(2017/06/20) 肺がん特集(2017/06/20) 突然やってくる!? 外国人患者さん対応エピソード集(2017/02/15) 化療スタンダードレジメン(2014/01/07) スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草(2016/01/14) 侍オンコロジスト奮闘記~Dr.白井 in USA~ Part1(2015/06/04) Dr.小川のアグレッシブ腹部エコー 肝臓編(2015/05/08) サン・アントニオ乳癌シンポジウム2014〔会員聴講レポート〕 (2014/12/25)
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