脳出血再発予防における積極的降圧の可能性(解説:有馬 久富 氏)-442

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2015/11/03

本記事のコメンテーター

有馬 久富( ありま ひさとみ ) 氏

滋賀医科大学 アジア疫学研究センター 特任教授

J-CLEAR会員

脳出血再発予防における血圧コントロールの重要性を示す報告が、JAMA誌に掲載された。本研究は、脳出血生存者を対象とした前向きコホート研究である。1994~2013年にマサチューセッツ総合病院へ入院した脳出血患者のうち、90日以上生存した1,145例を平均約3年間追跡し、血圧コントロール状況および到達血圧と脳出血再発との関連を検討している。その結果、治療中の血圧が140/90mmHg以上(非糖尿病)あるいは130/80mmHg以上(糖尿…

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本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。