アレルギー性鼻炎治療剤アラミストが承認取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/04/27 グラクソ・スミスクライン株式会社は22日、定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤「アラミスト点鼻液27.5μg56噴霧用」(一般名:フルチカゾンフランカルボン酸エステル)について、「アレルギー性鼻炎」を効能・効果として厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表した。この製品は医師の処方が必要な医療用医薬品であり、今後薬価収載を待って発売される予定。アラミストの有効成分であるフルチカゾンフランカルボン酸エステルは、鼻噴霧用ステロイド薬の新規化合物。従来品であるフルチカゾンプロピオン酸エステル(製品名:フルナーゼ)よりも効果の発現が速いことと、効果が持続するという特徴があり、1日1回の使用でアレルギー性鼻炎の3大症状であるくしゃみ・鼻汁・鼻づまりに対し、使用1日目から改善効果が得られることが臨床試験において示されている。また、アレルギー性鼻炎に付随する眼症状(眼のかゆみ、流涙、眼の赤み)に対しても、海外の臨床試験で有意な改善効果が確認されているという。アラミストは、人間工学に基づいて設計された握りやすい噴霧器を使用されており、鼻噴霧用薬では世界初の横押し型となっており、薬剤の残量が確認できる小窓もついている。また、薬剤が細かな霧状となって噴霧されるため、鼻からの液垂れが起こりにくくなると考えられるという。詳細はプレスリリースへhttp://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2009_01/P1000548.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 腫瘍浸潤クローン性造血、固形がんの死亡リスクと関連/NEJM(2025/05/08) バレニクリン、ニコチンベイピングの中止にも有効/JAMA(2025/05/08) グローバルなリアルワールドエビデンスに期待(解説:田中希宇人氏/山口佳寿博氏)(2025/05/08) 未治療高齢マントル細胞リンパ腫、アカラブルチニブのベンダムスチン・リツキシマブへの上乗せでPFS延長(ECHO)/JCO(2025/05/08) 統合失調症の新たなアプローチとなるか? ムスカリン受容体作動薬KarXTのRCTメタ解析(2025/05/08) 歯痕舌と血圧が関連~日本人集団(2025/05/08) ADHD治療薬は心臓の健康に有害か?(2025/05/08) 中国で豚由来腎臓移植が成功、生存中の患者としては3人目(2025/05/08) 若年層の大腸がん、その臨床的特徴が調査で明らかに(2025/05/08)