バーベキューから数日後の腹痛・下痢、診察と治療のポイント 最終更新:2024/09/09 日常診療アップグレード 来院の7日前に友人とバーベキューを実施し、2日前から頭痛と38.5℃の発熱、1日前から腹痛があるとのこと。来院日は水様便となっています。何を疑い、どのように診察・治療を行うべきでしょうか?
エリスロシン錠争奪戦 最終更新:2024/09/05 現場から木曜日 マクロライド系抗菌薬のエリスロシン錠の供給が不足しています。呼吸器内科では長期投与する患者さんが多く、代替としてクラリスロマイシンがまれに提示されることも。しかし、マクロライド耐性を助長するため注意が必要です。
肥満症治療薬がコロナ死亡リスクを低減 最終更新:2024/09/03 バイオの火曜日 肥満症薬セマグルチドによって、COVID-19による死亡率が低下したという第III相試験の長期経過解析が報告されました。全死亡率や有害事象の発現率も良好。どのようなメカニズムが考えられるのでしょうか?
マイコプラズマ肺炎、症状や予防策の患者さんへの説明用に 最終更新:2024/09/03 患者説明用スライド 8年ぶりに大流行しているマイコプラズマ肺炎について、主な症状や治療法、感染予防策をまとめました。患者さんへの説明用にお使いください。
医療従事者の熱中症リスク、アンケートでみえてきたこと 最終更新:2024/08/30 バズった金曜日 高齢者の熱中症リスクはたびたび報道されますが、実は高齢者の診察や介護にあたる医療従事者にもリスクが伴うことが、介護職を対象としたアンケート調査から明らかに。さて、熱中症経験者はどのくらいいるでしょう。
脾腫を診るとき、気を付けるべき感染症は? 最終更新:2024/08/30 1分間で学べる感染症 脾腫を来した患者を診る場合には、前回学んだ語呂合わせの「CHINA」の疾患に加え、感染症の多様な鑑別診断を念頭に置いて、精査やリスクに応じた治療をすることが重要です。
増加するマイコプラズマ肺炎、今年の耐性率は? 最終更新:2024/08/29 現場から木曜日 マイコプラズマ肺炎が8年ぶりの高水準で急増しています。15年ほど前より、マクロライド耐性マイコプラズマが流行し、日本では一時は8割以上を占めました。現在の状況や治療法を確認しておきましょう。
「どのくらいで治る?」と聞かれたら? 最終更新:2024/08/28 もったいない患者対応 手術後に患者さんから治癒までの期間を問われ、抜糸までの期間を伝えました。しかし、創部感染により治療が長引き、職場復帰が遅れた患者さんは憤慨してしまいました。どのように説明すべきだったのでしょうか?
マイコプラズマ肺炎が昨年同期比57倍で感染増加/感染研 最終更新:2024/08/26 まとめる月曜日 「マイコプラズマ肺炎が全国で急増、8年ぶりの大流行」「『かかりつけ医機能』報告を義務付け、医療情報システム『ナビイ』」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください!
MSDが「HPVワクチン訴訟」にコメント 最終更新:2024/08/22 現場から木曜日 現在、HPVワクチンの定期接種の機会を逃した高校2年生から27歳の女性を対象に、無料キャッチアップ接種が実施中です。ただし、3回接種が必要で、無料で完遂するには、初回接種の期限が9月末に迫っています。
セフトリアキソンはどう使う? 最終更新:2024/08/20 とことん極める!腎盂腎炎 セフトリアキソンは1日1回投与でスペクトラムが広く、腎機能での調整が不要と利便性の高い薬剤であり、腎盂腎炎などの感染症でよく使用されます。セフトリアキソンの特徴や選択する場面、注意点などをまとめます。
呼吸器ウイルス感染の重症度に関連する遺伝子を発見 最終更新:2024/08/20 バイオの火曜日 呼吸器ウイルス感染の重症度において、ある遺伝子が重要な役割を果たしていることが報告されました。季節性インフルエンザや鳥インフルエンザ、コロナウイルス感染症でも共通していて、臨床応用が期待されます。
日本でも広がるエムポックス感染、WHOが再び緊急事態を宣言 最終更新:2024/08/19 まとめる月曜日 「日本でも広がるエムポックス感染、WHOが再び緊急事態を宣言」「市町村国保2年連続で赤字拡大、医療費適正化など検討」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください!
脾腫の鑑別診断、「CHINA」で覚えよう! 最終更新:2024/08/14 1分間で学べる感染症 今回は、脾腫の鑑別診断について学んでいきましょう。鑑別診断は多岐にわたりますが、大まかな分類を覚えるのに「CHINA」という語呂合わせが有用です。
人工のHIVを投与してHIVを抑制? 最終更新:2024/08/13 バイオの火曜日 新たなHIV治療がサルを使った検討で有望な成績を収めました。その治療とは、HIV感染をHIV投与によって封じるというもので、ヒトに投与する試験の計画も進められています。
症例検討会、地雷踏む研修医で活性化!? 最終更新:2024/08/08 Dr.中島の新・徒然草 外部講師による研修医向け症例検討会。講師が準備した発熱症例について、研修医に可能性のある感染症を挙げさせます。ところが、研修医は見当外れな答えを連発。講師の表情がどんどん険しくなっていきます。
コロナ禍で加速したSNSでの誹謗中傷、オリンピックでも 最終更新:2024/08/08 現場から木曜日 コロナ禍では、熱心に情報発信していた医師に対して、見るに堪えない誹謗中傷が浴びせられました。現在開催中のパリオリンピックでも、出場選手らに向けられた誹謗中傷が飛び交い、SNSはかなり荒れています。
マクロライド系薬が苦くなる理由は?去痰薬との併用にも注意! 最終更新:2024/08/07 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は、マクロライド系抗菌薬の苦みについて。オレンジジュースで飲むと苦くなる場合がありますが、併用する去痰薬によっても苦みが出ます。
細菌が糖尿病の慢性創傷の治癒を助ける可能性 最終更新:2024/08/06 バイオの火曜日 多くの慢性創傷に存在する細菌が、糖尿病の創傷の治癒を促進することが発見されました。自然に治癒しない創傷を持つ糖尿病患者のための治療法の開発に利用できるかもしれません。
「インフルエンザ」、語源から知る中世の人々の世界観 最終更新:2024/08/05 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 インフルエンザは英語でもそのまま“influenza”ですが、この言葉はラテン語の“influentia”(流れ込む)から派生したといいます。ここには、中世の人々の世界観をうかがい知ることができます。