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三百三十八の段 YouTube を使った英語リスニング練習法しばらく灼熱地獄でしたが、8月22日(土)の夜にはついに秋の虫が鳴き始めました。「ツィッ、ツイッ、ツィッ、ツイッ、ツイッ」という声が部屋の中から聞こえてきますがなかなか見つけられません。YouTube の動画で調べると、どうやらカネタタキという虫のようでした。さて、最近は YouTube を使った英語リスニング練習にはまっています。そもそも英語には「読む、書く、聴く、話す」という4技能があるわけですが、なぜリスニングなのか? それは、相手の言うことさえ理解できれば、相づちは "Yes" "No" "Thank you" くらいで済むからです。自分の言いたいことを英語で表現できるのは、もう1つ上の段階になります。なので、私はとくにリスニングに取り組んできました。リスニング練習に適した動画とは?まずは長さ。5分程度がベストですが、長くても15分まで。それ以上長いと続きません。次に読みやすい字幕。多くの YouTube 動画で英語の字幕が出せるようになりましたがその質はピンキリで、音声から遅れて出てくるものとか、白背景に白字で読めないものとか、そういうのは練習に使えません。そして英語のレベル。あまりにも難解で1場面に知らない単語が複数、というのでは到底ついて行けません。5~10分の動画で分からない単語が10~20程度がせいぜいかと思います。後は興味ある分野。以前にも述べたように(「続・中田の英語」)、ティーンエイジャーのたわごとみたいな動画が私には面白いのですが、そのほかにも近隣諸国のニュースとか天気予報なども視聴しています。具体的なリスニング練習法は?パソコン画面に YouTube を出し、最初から英語字幕を出した上で動画を視聴する。知らない単語や確信の持てない単語に出くわしたら一旦停止し、その単語をメモする。その時に文脈や場面から日本語を推測できるなら、それも書いておく。このような単語が5つほど溜まるたびにオンライン辞書で意味を調べ、メモに書き加える。発音の難しいものは耳に聞こえたとおりのカタカナを書く。LとR、SとTHの違いは、カタカナだけでなくひらがなも駆使して区別する。アクセントのある音節は ' ' でくくる。たとえば Nakajima なら「ナカ'ジー'マ」と表記する。動画の全編に渡ってこの作業を終えたら、字幕なしで見直して自らの進歩を確認する。最後にこのメモをスマホでも見れるようにしておき、電車待ちの時間などに眺めては記憶を新たにする。実際、英語の構文自体は単純なものばかりなので、単語さえわかれば、意味をとるのは容易です。私が知らなかったり確信を持てなかったりした単語をここに並べてみると、artillery, indigenously, midget, inventory, subsidiary, parity, infantry, auxiliary, archipelago など。アジア諸国の軍事的緊張に関するニュースだったので、その系統の単語ばかりになりました。また、単語自体は簡単なものでも、発音にクセがあって聴き取れないものもありました。たとえばニーチャー(nature)、コンデミー(condemn me)、シャー(sure)、ニーミック(anemic)、クートゥーヤ(criteria)、インディエン(in the end)などです。邪道ですが「インディエンと聞こえたらそれは in the end だ」と私は覚えています。だいたい5分の動画だと全体の作業時間が15分くらいなので、さほど苦になりません。そればかりか、1つの動画の英語を理解できるようになると、関連するほかの動画も理解しやすくなるので、どんどん勉強が進み、あっという間に1時間経っています。あと、やっていて気付いたのですが、英語リスニング練習には適度な目標設定が必要な気がします。つまり「英語のニュースを聴いて理解する」とか「アメリカ映画を字幕なしで理解する」とかという目標は、遠大すぎて容易には達成できません。1時間程度の勉強であれば「ハリケーン〇〇の被害についてのニュースを理解する」とか「映画〇〇の冒頭10分間の会話を理解する」という程度が正しい目標設定だと思います。これを適正目標と呼びましょう。この適正目標を達成するために大切なのが、ボキャブラリーです。われわれが大学受験のときに否応なく記憶させられた6,000語の単語をコアとして、あと20~30語ほど記憶したらこの適正目標は達成できるはず。で、もう少し目標の範囲を広げて「国際政治についての英語ニュースを理解する」とか「映画〇〇の冒頭から最後までの英語を理解する」となると、20~30語では済まず、200語ほどの記憶が必要になるものと思います。つまり6,000語+分野ごとに200語ですね。なので、「国際政治の英語ニュース」と「映画〇〇全体」の両方となるとコアの6,000語に加えて400語を覚えなくてはなりません。400語というと大変そうに感じますが、20~30語を積み重ねていっていつの間にか400語になっていた、くらいの気持ちでやれば、決してできなくはないものと思います。このリスニング練習法を始めてからまだ1ヵ月ほどですが、気のせいか以前に比べて格段に英語を聴きとりやすくなりました。もう少し続けてみたいと思います。最後に1句 YouTube 英語がわかり ヤル気出る