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COVID-19、入院時の発熱例は4割程度/NEJM

提供元:ケアネット

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公開日:2020/03/12

 

 発生から当初2ヵ月間に新型コロナウイルスへの感染が確認された1,099例の臨床的特徴を調べたところ、入院時に発熱が認められたのは43.8%にとどまり、また胸部CT検査で異常所見が認められたのは56.4%と、熱症状や肺の異常所見が認められない患者が多かったという。中国・広州医科大学のWei-jie Guan氏らによる調査報告で、NEJM誌オンライン版2020年2月28日号で発表された。なお本報告は3月3日に内容が更新されている。

入院患者1,099例のICUへの入室、人工呼吸器の使用、死亡を調査

 研究グループは、2020年1月29日までに中国本土30の省・自治区等の病院552ヵ所に入院した、新型コロナウイルスへの感染が検査で確認された1,099例について、その臨床的特徴を調査した。

 主要複合エンドポイントは、集中治療室(ICU)への入室、人工呼吸器の使用、死亡だった。

咳症状は約68%、下痢は少なく3.8%

 対象患者の年齢中央値は47歳、女性は41.9%だった。

 主要複合エンドポイントの発生は67例(6.1%)で、うちICU入室が5.0%、侵襲的人工呼吸器使用が2.3%、死亡は1.4%だった。

 患者のうち野生動物との接触歴があったのは1.9%のみだった。武漢市非居住者のうち、72.3%に武漢市居住者との接触歴があり、そのうち31.3%に同市への訪問歴があった。

 最も多い症状は発熱で、入院時に認められたのは43.8%で、入院中には88.7%に認められた。次いで咳症状が67.8%にみられた。下痢症状は概して少なく3.8%だった。潜伏期間の中央値は4日(四分位範囲:2~7)だった。

 入院時の胸部CT所見で、肺すりガラス状陰影が認められたのは56.4%だった。非重症患者877例中157例(17.9%)と重症患者173例中5例(2.9%)では、X線またはCTによる異常が認められなかった。入院時にリンパ球減少症がみられたのは83.2%だった。

(医療ジャーナリスト 當麻 あづさ)