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デュピルマブ、コントロール不良喘息にも有用/NEJM

提供元:ケアネット

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公開日:2018/06/07

 

 コントロール不良の喘息患者において、ヒト抗インターロイキン-4受容体αモノクローナル抗体のデュピルマブはプラセボと比較して、重度喘息増悪の頻度を減らし、肺機能および喘息コントロールを改善することが示された。米国・ワシントン大学のMario Castro氏らが、約1,900例の患者を対象に行ったプラセボ対照無作為化比較試験の結果で、NEJM誌オンライン版2018年5月21日号で発表した。

デュピルマブ200mg・300mgを52週間隔週投与
 研究グループは、12歳以上のコントロール不良の喘息患者1,902例を、無作為に2対2対1対1の割合に4群に分け、デュピルマブ200mg・300mgまたは同量の各プラセボを2週ごとに、それぞれアドオン皮下注で52週間にわたり投与した。

 主要エンドポイントは、重度喘息増悪の年間発生頻度と、気管支拡張薬使用前の1秒量(FEV1)でベースラインから12週後の変化とした。副次エンドポイントは、好酸球300/mm3カウント以上の被験者の喘息増悪発生頻度とFEV1だった。

重度喘息増悪の年間発生頻度、デュピルマブ200mg群はプラセボ群の47.7%減
 重度喘息増悪の年間発生頻度は、デュピルマブ200mgを2週ごとに投与する群で0.46(95%信頼区間[CI]:0.39~0.53)だったのに対し、同一投与の適合プラセボ群では0.87(同:0.72~1.05)で、デュピルマブ群がプラセボ群より47.7%低かった(p<0.001)。12週時点のFEV1は、デュピルマブ200mg群がプラセボ群と比べて0.32L増大した(p<0.001)。これらの結果は、デュピルマブ300mg群でも同様に認められた。

 好酸球300/mm3カウント以上の被験者の重度喘息増悪の年間発生頻度は、デュピルマブ200mg群で0.37(95%CI:0.29~0.48)だったのに対し、プラセボ群では1.08(同:0.85~1.38)で、デュピルマブ群がプラセボ群より65.8%(同:52.0~75.6)低かった。同様の結果は、デュピルマブ300mg群でも認められた。

 好酸球増加が認められたのは、デュピルマブ群52例(4.1%)、プラセボ群4例(0.6%)だった。

(医療ジャーナリスト 當麻 あづさ)