抗悪性腫瘍剤「スプリセル」発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/03/19 ブリストル・マイヤーズ株式会社は16日に、抗悪性腫瘍剤「スプリセル錠20mg、同50mg」(一般名:ダサチニブ水和物)の販売を開始した。スプリセルは、新規構造のチロシンキナーゼ阻害剤で、がん細胞の増殖に関与する5種類のチロシンキナーゼ/キナーゼファミリー(BCR-ABL、SRCファミリーキナーゼ、c-KIT、EPH(エフリン)A2受容体及びPDGF(血小板由来増殖因子)β受容体)に対するATPの結合を競合的に阻止し、がん細胞増殖シグナルの伝達を阻害することにより、抗腫瘍効果を発揮する。スプリセルは「イマチニブ抵抗性の慢性骨髄性白血病」(慢性期、移行期、急性期)および「再発または難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病」を適応症としている。既存の治療薬イマチニブでは効果が不十分または副作用のために治療を継続できない(忍容性のない)慢性骨髄性白血病の患者や、他に有効な治療法がほとんどないフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の患者の治療薬として期待できるとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.bms.co.jp/news/2009/0316.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] DES留置後1年以上の心房細動、NOAC単剤vs.NOAC+クロピドグレル併用/NEJM(2025/12/12) 妊娠中の体重増加と母体および新生児の臨床アウトカムの関連/BMJ(2025/12/12) ウォートンゼリー由来間葉系幹細胞の冠動脈内注入は心筋梗塞後の心不全を予防するかもしれない(解説:原田和昌氏)(2025/12/12) ER+/HER2-早期乳がん術後ホルモン療法、giredestrant vs.標準治療(lidERA)/SABCS2025(2025/12/12) ベンゾジアゼピンの使用は認知症リスクにどの程度影響するのか?(2025/12/12) 小児期の肥満は成人後に診療数が多くなる(2025/12/12) AIモデルが臓器ドナーの死亡タイミングを予測(2025/12/12) 脂肪由来の幹細胞が脊椎圧迫骨折の治癒を促進(2025/12/12) アトピー性皮膚炎患者に最適な入浴の頻度は?(2025/12/12)