デュピルマブ、6~11歳の気管支喘息の用法・用量追加/サノフィ

提供元:ケアネット

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公開日:2025/12/24

 

 サノフィは2025年12月22日、デュピルマブ(商品名:デュピクセント)について、6~11歳の小児の気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症または難治の患者に限る)に関し、製造販売承認事項一部変更承認を取得したことを発表した。

 本承認は、既存治療でコントロール不良の中等症から重症の喘息を有する6~11歳の小児を対象とした海外第III相試験「LIBERTY ASTHMA VOYAGE(EFC14153試験)」、EFC14153試験を完了した患者を対象に実施した海外第III相試験「LTS14424試験(main study)」、国内第III相試験「LTS14424試験(Japan substudy)」の結果などに基づくものである。

 EFC14153試験において、2型炎症性喘息(呼気中一酸化窒素濃度[FeNO]:20ppb以上または好酸球数150/μL以上)集団の年間増悪発現率(回/人年)は、デュピルマブ群0.305、プラセボ群0.748であり、デュピルマブ群で有意な改善が認められた(p<0.0001)。

 電子化された添付文書の改訂後の「効能又は効果」「用法及び用量」の記載は、以下のとおり(下線部が変更箇所)。

4. 効能又は効果
300mgペン、300mgシリンジ
既存治療で効果不十分な下記皮膚疾患
 ○アトピー性皮膚炎注)
 ○結節性痒疹
 ○特発性の慢性蕁麻疹
○気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に限る)注)
○慢性閉塞性肺疾患(既存治療で効果不十分な患者に限る)注)
○鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(既存治療で効果不十分な患者に限る)注)

200mgペン、200mgシリンジ
既存治療で効果不十分な下記皮膚疾患
 ○アトピー性皮膚炎注)
 ○特発性の慢性蕁麻疹
○気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に限る)注)
注)最適使用推進ガイドライン対象

6. 用法及び用量(一部抜粋)
〈気管支喘息〉
通常、成人及び12歳以上の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する。
通常、6歳以上12歳未満の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として体重に応じて以下を皮下投与する。
 15kg以上30kg未満:1回300mgを4週間隔
 30kg以上:1回200mgを2週間隔

(ケアネット 佐藤 亮)

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