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SLEに待望の治療薬アニフロルマブが発売/アストラゼネカ

提供元:ケアネット

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公開日:2021/11/29

 

 アストラゼネカ株式会社は、全身性エリテマトーデス(SLE)の治療薬アニフロルマブ(商品名:サフネロー)点滴静注300mgを11月25日より販売開始した。アニフロルマブは、完全ヒト型モノクローナル抗体であり、I型インターフェロンα受容体のサブユニット1(IFNAR1)を標的とする治療薬。用量調整が不要で、4週間ごとに1回30分以上かけて投与する点滴静注製剤。

アニフロルマブ投与者で観察期間52週間の全例調査を実施

 SLEは、免疫系が体内の正常な組織を攻撃する自己免疫疾患。慢性的であり、さまざまな臨床症状を伴う複雑な疾患であるため、多くの臓器に影響を及ぼし、疼痛、発疹、倦怠感、関節の腫れ、発熱など幅広い症状の原因となる。SLE患者の50%以上は、本疾患自体あるいは既存の治療薬が原因の恒久的な臓器障害を引き起こし、症状が増悪や死亡リスクの上昇につながる。世界中に少なくとも500万人がある種のループス疾患に罹患していると推定されている。

 今回発売されたアニフロルマブは、発売後600例にわたって観察期間52週間の全例調査を実施し、既存治療で効果不十分なSLE患者を対象に、アニフロルマブの製造販売後の使用実態下における長期の安全性および有効性に関する情報収集および評価を実施する予定。なお、アニフロルマブの投与を中止した場合(再来院しなくなった場合を含む)はその日付および理由を確認し、最終投与後8週間を目安に、可能な限り観察を行う。

アニフロルマブの概要

製品名:サフネロー点滴静注300mg
一般名:アニフロルマブ(遺伝子組換え)
剤形:注射剤(バイアル)
効能または効果:既存治療で効果不十分な全身性エリテマトーデス
用法および用量:通常、成人にはアニフロルマブ(遺伝子組換え)として、300mgを4週間ごとに30分以上かけて点滴静注
製造販売承認:2021年9月27日
発売日:2021年11月25日
製造販売元:アストラゼネカ株式会社

(ケアネット 稲川 進)

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