世界初、がん治療用ウイルスG47Δテセルパツレブが国内承認/第一三共

提供元:ケアネット

印刷ボタン

公開日:2021/07/08

 

 第一三共は、2021年6月11日、東京大学医科学研究所 藤堂具紀氏と共同で開発したがん治療用ウイルスG47Δテセルパツレブ(製品名:デリタクト)について、悪性神経膠腫の治療を目的とした再生医療等製品として国内で条件及び期限付承認に該当する製造販売承認を取得したと発表。

 G47Δは、藤堂氏らにより創製された、がん細胞でのみ増殖可能となるよう設計された人為的三重変異を有する増殖型遺伝子組換え単純ヘルペスウイルス1型である。

 同剤は、2016年2月に先駆け審査指定を受け、2017年7月に希少疾病用再生医療等製品の指定を受けており、今回の申請は、藤堂氏が実施した膠芽腫患者を対象とした国内第II相臨床試験の結果に基づき行ったもの。今回の承認により、悪性神経膠腫の治療を目的として、世界で初めて承認されたがん治療用ウイルスとなる。

(ケアネット 細田 雅之)