日本のAMLの遺伝子プロファイリング/日本血液学会

提供元:ケアネット

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公開日:2020/10/30

 

 包括的遺伝子解析プロファイル検査FoundationOne Heme(F1H)を用い、急性骨髄性白血病(AML)における癌関連ゲノム変化の頻度と特徴を評価を目的とした多施設共同研究HM-SCREEN-Japan 01研究の中間解析の結果が、国立がん研究センター東病院の宮本 憲一氏により発表された。

 解析対象は標準治療不適の新規診断AML35例、再発/難治AML患者56例、主要評価項目はF1Hを用いたAMLの遺伝子異常の頻度である。

 主な結果は以下のとおり。

・検体送付から結果受領までの所要時間中央値は15日であった。
・新規AML患者のactionable変異(FLT3、IDH1/2、NPM1、RUNX1、KIT、KMT2A)の頻度は49%であった。
・再発・難治AML患者ののactionable変異の頻度は75%であった。
・相関係数0.7を超える遺伝子異常の組み合わせはなかった。

 AML治療における包括的遺伝子解析プロファイル検査の実用性と有用性が、今回の解析で示された、と宮本氏は結んだ。

(ケアネット 細田 雅之)