リピトール服用患者はシンバスタチン服用患者に比べて心血管疾患発症の可能性が低い 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/02/08 米国ファイザーは、米国マネージドケアの医療費請求に関する大規模なデータベースを用いた観察研究を行った結果、循環器疾患の既往がなく新規にスタチン製剤の服用を開始した患者について、リピトール(アトルバスタチンカルシウム)を服用した患者は、シンバスタチンを服用した患者に比べて心血管疾患、心臓発作または血管再建術(心臓手術の1種)発症の相対リスクが有意に低いことが明らかになった発表した。それによると、リピトール服用患者では心血管疾患の発症リスクが12%低かった。また副次的解析においても、リピトール服用患者はシンバスタチン服用患者に比べて、心臓発作の相対リスクと血管再建術の相対リスクがそれぞれ15%、12%低かった。但し、脳卒中または一過性脳虚血発作に関しては2群間で有意差は認められなかった。詳細はプレスリリースへhttp://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2008/2008_01_30.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症、tolebrutinibが障害進行リスク抑制/NEJM(2025/04/25) 米国出生率、中絶禁止導入州で上昇/JAMA(2025/04/25) 症状のない亜鉛欠乏症に注意、亜鉛欠乏症の診療指針改訂(2025/04/25) サブタイプ別転移乳がん患者の脳転移発生率、HER2低発現の影響は(2025/04/25) 2年間のフレマネズマブ治療の有効性および継続性〜国内単一施設観察研究(2025/04/25) 遺伝性アルツハイマーへのgantenerumab、発症リスク低下に有効か(2025/04/25) tenecteplase、脳梗塞治療でアルテプラーゼと同等の効果(2025/04/25) 低ホスファターゼ症の新たな歯科症状が明らかに―全国歯科調査(2025/04/25)