〔CLEAR! ジャーナル四天王(77)〕 TNFα阻害薬により低疾患活動性を達成した関節リウマチ患者でTNFα阻害薬の減量や中止は可能か? 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2013/04/02 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 杉原 毅彦( すぎはら たかひこ ) 氏 東京都健康長寿医療センター 膠原病・リウマチ科 医長 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 中等度の関節リウマチ患者にはエタネルセプト+MTXが低疾患活動性を維持/Lancet(2013/03/21掲載) TNFα阻害薬の登場により関節リウマチの診療にパラダイムシフトがおこり、関節リウマチの疾患活動性を数値化し、糖尿病や高血圧のように定められた治療目標(寛解、低疾患活動性)に向けて治療が強化されるようになった。一般的な治療方法は第一選択薬としてメトトレキサート(MTX)が使用され、治療目標を達成できない場合にTNFα阻害薬が使用される。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 杉原 毅彦先生の他のコメント B細胞除去療法はANCA関連血管炎のスタンダードな治療となるか?(コメンテーター:杉原 毅彦 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(140)より- (2013/10/23掲載) 関節リウマチの医療費の抑制は可能か?(コメンテーター:杉原 毅彦 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(116)より- (2013/07/24掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(48)〕 IL-1阻害薬は活動性全身型若年性特発性関節炎に有効である (2013/01/22掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(31)〕 リウマトイド因子高力価陽性の健常者は10年以内に関節リウマチを発症する可能性がある (2012/10/31掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(11)〕 JAK阻害薬は関節リウマチの診療に2回目のパラダイムシフトをもたらすか? (2012/08/31掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 冠動脈疾患2次予防、クロピドグレルvs.アスピリン/Lancet(2025/09/12) 心筋梗塞後のβ遮断薬、LVEF>40%なら不要?/NEJM(2025/09/12) 長らく日の目を見なかったアミリンが抗肥満薬として復活した(解説:住谷哲氏)(2025/09/12) 既治療の進展型小細胞肺がん、I-DXdの奏効率48.2%(IDeate-Lung01)/WCLC2025(2025/09/12) きつい運動の前の減量は受傷発生を減少させる(2025/09/12) 治療抵抗性うつ病に対するアリピプラゾール併用vs.rTMS併用vs.SNRI切り替え(2025/09/12) フルーツジュースの適度な摂取が糖尿病リスクを減らす/東京科学大(2025/09/12) 豚の肺を脳死者に移植、世界初の試み(2025/09/12)