免疫抑制剤「プログラフ」重症筋無力症での国内追加適応取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/10/22 アステラス製薬株式会社は16日、免疫抑制剤「プログラフ」(一般名:タクロリムス水和物)に関し、日本において2008年9月に「重症筋無力症」の追加適応症について承認を取得したと発表した。プログラフは、すでに2000年9月に「全身型重症筋無力症(胸腺摘出後の治療において、ステロイド剤の投与が効果不十分、又は副作用により困難な場合)」を効能・効果として、承認を取得している。タクロリムスは、アステラス製薬が創製した免疫抑制剤で、現在、プログラフという製品名のもと、臓器移植における拒絶反応抑制剤として80以上の国と地域で発売されている。日本においては、さらに骨髄移植、全身型重症筋無力症、関節リウマチ、ループス腎炎、潰瘍性大腸炎の適応症を追加取得している。また、プログラフに加えて、タクロリムス1日1回投与の徐放性製剤について日本(製品名:グラセプター)、欧州(製品名:アドバグラフ)をはじめ、29の国と地域で発売されている。詳細はプレスリリースへhttp://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/post-67.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] HIV小児の2次治療、至適なARTレジメンは?/NEJM(2025/05/27) 治療抵抗性高血圧、amilorideはスピロノラクトンに非劣性/JAMA(2025/05/27) 帯状疱疹ワクチンが認知症を予防する:観察研究が質の低いランダム化比較試験を凌駕するかもしれない(解説:名郷直樹氏)(2025/05/27) モデルナ、プレフィルドシリンジ型コロナワクチンを新発売(2025/05/27) 抗精神病薬投与が脳構造変化に及ぼす影響(2025/05/27) nerandomilast、IPFとPPFの呼吸機能低下を抑制(FIBRONEER-IPF、ILD)/ATS2025(2025/05/27) 研修医の自殺、研修開始後3ヵ月が最多(2025/05/27) マイコプラズマ肺炎、大阪府のマクロライド耐性率は約6割(2025/05/27) 新たなリスクスコアにより頸動脈狭窄に対する不要な手術を回避(2025/05/27)