アルツハイマー病の隠れた危険因子、「てんかん」との密接な関係 最終更新:2025/10/17 外来で役立つ!認知症Topics アルツハイマー病の介入可能な危険因子として注目される「てんかん」。2つの疾患は併発率が高く、互いに影響し合うことが明らかに。高齢者のてんかんは痙攣を伴わないことが多いため、「脳波」が診断の決め手となります。
研修医が教えてくれた、ノーベル賞をとる秘訣 最終更新:2025/10/16 Dr.中島の新・徒然草 日本から2人も受賞した2025年のノーベル賞。中島氏が思い出すのは、ある研修医との会話。PCRやCTの技術も、かつてノーベル賞を受賞しています。その技術がいかにすごいか、研修医がかみ砕いて説明してくれました。
慢性めまいの鑑別、新たな疾患概念「PPPD」とは? 最終更新:2025/10/02 診療よろず相談TV 慢性的に持続する難治性めまいは、原因が多岐にわたります。神経疾患、内科疾患、薬剤性、内耳疾患、心因性に分けて鑑別を進めていきます。近年注目されている新たな疾患概念のPPPDについても取り上げます。
iPS細胞治療に暗雲?神戸アイセンター病院の治療が先進医療「不適」に 最終更新:2025/09/24 ざわつく水曜日 神戸市立神戸アイセンター病院による、iPS細胞からつくった網膜細胞をRPE不全症の患者に移植する計画。厚生労働省はこの治療について、公的保険が適用される先進医療とするのは「不適」と判断しました。
脳や胎盤からも…体内に侵入するマイクロプラスチックの脅威 最終更新:2025/09/18 NYから木曜日 マイクロプラスチックは、タイヤの摩耗、衣類の洗濯、プラスチックごみから絶えず発生し、日常的に体内に取り込んでいることが明らかに。血液、肺、胎盤、脳、肝臓、腎臓、生殖器など、至る所から検出されています。
ショックで記憶喪失になるのはなぜ? 最終更新:2025/09/17 シネマセラピー 強いショックを受けると記憶喪失になったり、恐怖で腰が抜けて立てなくなったりするのはなぜでしょうか?ドラマ「24」を題材に、記憶喪失の特徴を3つ挙げ、これらのメカニズムを解説します。
ホスピスの診療報酬不正請求報道、「実態は100倍近い額では?」と識者 最終更新:2025/09/17 ざわつく水曜日 末期がんや難病患者向けホスピス型住宅を全国で展開している会社に診療報酬の不正請求疑いの報道。「6,300万円」という金額が取り上げられていますが、その実態はどのようなものだったのでしょうか?
レビー小体型認知症のMCI期の特徴は? 最終更新:2025/09/15 外来で役立つ!認知症Topics 認知症の原因疾患で3番目に多いレビー小体型認知症。しかし、その軽度認知障害(MCI)期の特徴は、アルツハイマー病よりも見分け方が困難です。幻視、レム睡眠行動障害、せん妄といった症状に注意します。
書籍紹介『老年医学のトビラ』 最終更新:2025/09/15 医学のしおり 大切にすべき「5つのM」を軸に転倒、せん妄、認知症、薬剤、フレイル等を体系的に解説し、予防からケア設定まで学べる、老年医学の入門書。
なぜ経済界トップは辞任したのか?日本と世界「大麻をめぐる断絶」 最終更新:2025/09/11 NYから木曜日 サントリーHDの新浪剛史氏が、大麻成分を含むサプリの購入を巡り警察から捜査を受け、会長職を辞任。本件は、国内外の大麻の位置付けの違いを浮き彫りに。医学的エビデンスに基づいた有効性とリスクを整理します。
高齢者発症が多い左右非対称の運動器障害の希少疾病 最終更新:2025/09/11 希少疾病ライブラリ 今回は、「大脳皮質基底核変性症」をお届けします。70代からの発症が多く、パーキンソン病やアルツハイマー病と似た症状もあるために鑑別が難しい希少疾病です。対症療法が主体となりますが、治療薬の開発も進んでいます。本症の最新知見を下畑享良氏が説明します。
コロナ罹患後症状こそ漢方? 最終更新:2025/09/10 漢方カンファレンス2 COVID-19罹患後症状は症状が多彩であり、確立された治療法があるとはいえません。そこで選択肢となるのが漢方診療です。漢方診療のポイントに沿って治療をすることで、症状の改善につながるかもしれません。
ホスピス型住宅の診療報酬不正請求報道、実態はシロかグレーか? 最終更新:2025/09/10 ざわつく水曜日 末期がん患者や難病患者向けホスピス型住宅を全国で展開している会社に、診療報酬の不正請求疑いの報道がありました。先日、特別調査委員会が報告書を公表しましたが、内容はどんなものだったのでしょうか?
英語で「MRI」を説明するには? 最終更新:2025/09/08 患者と医療者で!使い分け★英単語 「増悪」「熱発」…。医療者が日々使う言葉でも患者さんに使うと「?」となること、ありますよね。英語も同じ。「同じ意味の異なる表現」をまとめて覚えられる、“お得な”コラム。
メマンチンが査定されないために必要な記載事項 最終更新:2025/09/08 斬らレセプト 今回はアルツハイマー型認知症に処方したメマンチン塩酸塩錠が査定された事例です。査定された原因としては、レセプトに必要なある記載が抜けていたことでした。請求時に注意したいポイントを医療事務のエキスパートソラストが解説します。
遅発型ポンペ病の新規併用療法薬「ポムビリティ点滴静注用105mg」 最終更新:2025/09/04 最新!DI情報 ポンペ病治療薬「ポムビリティ点滴静注用105mg」を紹介します。ポンペ病の筋組織に蓄積するグリコーゲンを減少させる作用を有する薬剤であり、成人の遅発型ポンペ病の新たな治療選択肢として期待されています。
エベレスト並みの低酸素環境がパーキンソン病を改善!? 最終更新:2025/09/02 バイオの火曜日 エベレストのベースキャンプに相当する標高5,000mほどの薄い空気と同等の低酸素環境がパーキンソン病を予防・改善させうることが報告されました。新たな仕組みのパーキンソン病治療が可能かもしれません。
「先生、死にたいです」にどう向き合う?「医療的死亡援助」NY州で成立か 最終更新:2025/08/21 NYから木曜日 ニューヨーク州で終末期の患者が死を選択できる「医療的死亡援助」法案が議会を通過しました。いま世界各地で議論されている「尊厳死」の問題。医師は「死にたい」という患者の言葉にどう向き合うべきでしょうか。
脳に歯が生えていた1例 最終更新:2025/08/15 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 3年前から片頭痛と診断されていた16歳女性。激しい頭痛で受診し、意識消失、眼球上転など、どんどん悪化します。画像検査の結果、巨大な頭蓋内腫瘍が存在し、なんと病変内に“歯”があることが判明しました。
患者の”〇〇〇〇”で見極める、尿失禁介入のタイミング 最終更新:2025/08/15 こんなときどうする?高齢者診療 高齢者に多い尿失禁。実は積極的に介入しなくてもいいケースもあります。今回は介入のタイミングを決めるポイント、そして介入しない場合にもすべきことを解説します。