DPP-4阻害薬「エクア(一般名:ビルダグリプチン)」今月にも薬価収載へ(1) 2010年1月20日、国内で2成分目となるDPP-4阻害薬「エクア(一般名:ビルダグリプチン)」が承認された。ここでは、4月13日にアーバンネット大手町ビル(東京都千代田区)にて開催されたエクア記者説明会「これからの2型糖尿病治療の選択~低血糖・体重増加を助長しない、血糖コントロールをめざして~」(演者:東京大学大学院医学系研究科 糖尿病・代謝内科 教授 門脇 孝氏)<ノバルティス ファーマ株式会社主催>について報告する。
がん、生活習慣病の発症リスクを自己判定する「リスクチェックシリーズ」発売 株式会社パシフィックマーケティングは12日、がんや生活習慣病等の病気が発症する可能性(リスク)を自己判定する予防観点での検査サービス「リスクチェックシリーズ」の販売を同日より開始した。この検査サービスは、株式会社バイオマーカーサイエンスが、研究開発・事業化していたバイオマーカー技術に基づき、一般検査用として開発したもの。
医療現場でのiPhone活用による先進的なソリューションを紹介 「iPhone in Medicine:診療現場にiPhoneを」開催 4月10日(土)東京銀座のアップルストアにて、iPhoneの医療における活用事例を紹介するセミナー「iPhone in Medicine:診療現場にiPhoneを」が開催された。当日は、早朝にもかかわらず、開場直後にセミナールームは満席となり、立ち見も続出し、非常に高い熱気に包まれた。医療現場でも、iPhoneとその活用に非常に高い関心があることがわかった。
眠りの深さや状態を在宅で定量的に評価する睡眠計、発売へ 株式会社タニタは6日、眠りの状態を定量的に評価して表示する睡眠計「スリープスキャン(SL-501)」を開発し、5月に発売すると発表した。医療機関で一般的に行われている睡眠ポリグラフによる判定結果と相関性の高いアルゴリズムと、これにさまざまな情報から確立した指標を加え、点数による総合評価を行えるようにしたのが特徴だという。
「希望のちから」で考えるがんの臨床試験のこと 映画鑑賞会ほか キャンサーネットがん啓発イベント開催 NPO法人キャンサーネットジャパンは、乳がん臨床試験を題材にした映画「希望のちから」の鑑賞会他がん啓発イベントを下記の通り開催予定。一般向けのイベントではあるが、医師、看護師、薬剤師など医療者の参加も歓迎。詳細は下記URLにて。
XELOX療法が早期結腸がんの術後補助化学療法として欧州で承認 スイス・ロシュ社は3月30日、Xeloda(capecitabine/国内販売名:ゼローダ)とoxaliplatin(国内販売名:エルプラット)の併用(XELOX)療法が早期結腸がん患者の術後補助化学療法として、欧州医薬品庁より承認されたことを発表した。グループ会社である中外製薬が5日に報告した。
世界の都市力と比較した東京の医療状況とは? プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は6日、米国 Partnership for New York Cityと共同で、年次レポート「Cities of Opportunity - 世界の都市力比較」を発表した。同レポートでは、世界の産業・金融・文化の中心となる主要21都市について、都市を活性化する主要素(都市力)を、2009年に収集したデータをもとに10の領域・58の指数を用いて分析し、それぞれランキングを公表している。
経口抗Xa薬「エドキサバン」の国内製造販売承認を申請 第一三共株式会社は6日、経口抗Xa薬(抗凝固薬)エドキサバン(JAN:エドキサバントシル酸塩水和物)について、下肢整形外科手術患者における静脈血栓塞栓症の予防適応に関して、国内で製造販売承認申請を行ったと発表した。
関節リウマチにおける抗TNF製剤3剤の直接比較サーベイ 関節リウマチにおける抗TNF製剤、アダリムマブ、エタネルセプト、インフリキシマブ3剤の治療反応性、寛解率、およびアドヒアランスのhead to head比較サーベイが報告された。「Arthritis & Rheumatism」誌(2010年1月号)掲載より。
再発乳がん患者はこれまでと同じ生活が維持できることを強く望んでいる 日本イーライリリー株式会社は5日、再発乳がん患者を含む抗がん剤治療経験のある乳がん患者(216名)を対象に、抗がん剤治療に何を求めているか、自らがほしい情報やサポートについてアンケート調査を実施した結果を発表した。
メタボへの危機感は20代から始まっている 働く女性の「メタボと生活習慣」に関する意識調査より 株式会社ナガセ ビューティケァは30日、同社が首都圏の20歳代~50歳代の働く女性を対象に行ったアンケート“働く女性の「メタボと生活習慣」に関する意識調査”の結果を発表した。結果から、働く女性の7割以上が、自分はメタボまたはメタボ予備軍だと思っていることがわかった。危機感は20代からすでに始まっているようだ。
アストラゼネカがウェブサイト「がんになっても」リニューアル、新機能も追加 アストラゼネカ株式会社は3月26日、がん患者やその家族に、上手ながんとの向きあい方をテーマにしたウェブサイト「がんになっても」(http://www.az-oncology.jp/)をリニューアルし、新機能を追加したと発表した。
アボット、生体吸収性スキャフォールド(BVS)に関するABSORB試験について良好な成績を発表 米国アボット社は15日(米国現地時間)、ABSORB試験の第二相試験に登録された101名に関する経過観察30日時点の成績を報告した。日本法人が翻訳し、19日に発表した。
MitraClipシステムが僧帽弁閉鎖不全治療の有用な選択肢となる可能性を証明 米国アボット社は14日、第59回米国心臓病学会(ACC)で発表されたEVEREST II(Endovascular Valve Edge-to-Edge REpair Study)試験において、治験機器MitraClipシステムが、安全性および有効性の主要エンドポイントにおける主要評価項目を満たしたと発表した。日本法人のアボット・ジャパンが翻訳し、19日に報告した。
「ラクトフェリン」による内臓脂肪細胞の脂肪分解促進効果を確認 ライオン株式会社研究開発本部は23日、京都府立医科大学・西野輔翼教授、京都市立病院・吉田俊秀教授、名古屋市立大学大学院・飯郷正明客員教授、東京大学・加藤久典教授、北海道大学大学院・宮下和夫教授、細川雅史准教授と共同で、牛乳・母乳などに含まれる多機能性タンパク質「ラクトフェリン」が、成熟した内臓脂肪細胞に対して、脂肪滴の分解阻害タンパクであるペリリピン量を低下させることで、脂肪分解促進作用に関与することを世界で初めて見出したと発表した。
「オンコロジードリームチーム・キックオフ・フォーラム」開催 3月21日「オンコロジードリームチーム・キックオフ・フォーラム」がオンコロジー教育推進プロジェクト、日本対がん協会、キャンサーネットジャパン共催で開催された。当日は、患者さん・家族、医療者、学生などが参加し会場は満席となった。