ハイリスクな非ST上昇型急性冠症候群への冠動脈造影、24時間以内で転帰改善

非ST上昇型急性冠動脈症候群の患者への冠動脈造影を、ルーチンに24時間以内に行うことが転機の改善に寄与することが明らかにされた。ただし、ハイリスク患者に限られる。これまで、侵襲的治療が転機の改善に寄与することは報告されていたが、介入の至適時期については明らかにされていなかった。カナダ・マクマスター大学病院Hamilton Health SciencesのShamir R. Mehta氏らによって行われた、TIMACS(Timing of Intervention in Acute Coronary Syndrome)試験からの報告で、NEJM誌2009年5月21日号で掲載された。