降圧薬数漸減で、フレイル高齢者の死亡率は改善するか/NEJM

提供元:ケアネット

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公開日:2025/12/15

 介護施設に入居し、複数の降圧薬による治療を受けているフレイルの高齢者では、通常治療と比較して降圧薬数を漸減する治療法は、全死因死亡率を改善せず、転倒や骨折の頻度は同程度であることが、フランス・Universite de LorraineのAthanase Benetos氏らが実施した「RETREAT-FRAIL試験」で示された。研究の成果は、NEJM誌2025年11月20日号で発表された。
 研究グループは、フレイル高齢者における降圧薬中止の便益とリスクの…

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(医学ライター 菅野 守)