偏頭痛薬「ゾルミトリプタン」の経鼻剤開発に着手 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/09/04 株式会社 新日本科学は3日、偏頭痛薬「ゾルミトリプタン」の経鼻剤開発に着手したと発表した。これは同社が完成させた、患者が薬剤を鼻から容易に、そして確実に投与でき、且つ、薬物が効率よく吸収され薬効が速やかに発現する独自の製剤技術(μco system;ミューコ システム)と医療用具(デバイス)を利用するもの。既に、このμco systemを応用して、制吐作用を有するグラニセトロン経鼻剤(開発コード:TRG)の臨床第II相試験において、優れた薬効と高い安全性が確認されているとのこと。同社のゾルミトリプタン経鼻剤は粉末状の新しいタイプの製剤で、従来の点鼻液剤と比較して、吸収速度が極めて早く、非常に高い吸収率が得られることが動物実験で確認されているという。さらに、当社のゾルミトリプタン経鼻剤の投与では、新たに独自開発した携帯性に優れたディスポーザブルタイプの医療用デバイスを組み合わせて開発を進めるとのこと。今後、本製剤については、臨床第I相試験を速やかに完了させ、早期のライセンス導出を目指すという。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.snbl.co.jp/pdf/ir/release090903.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 2型DMへのGLP-1受容体作動薬とSGLT2阻害薬、併用vs.単剤/BMJ(2024/05/14) 乳がんの術後補助療法、アスピリンは予後を改善するか/JAMA(2024/05/14) 日本人における果物や野菜の摂取と認知症リスク~JPHC研究(2024/05/14) ChatGPTは高齢患者のポリファーマシー対策に有用(2024/05/14) 小児でCOVID-19が重症化しにくい理由とは?(2024/05/14) 経口ワクチンが抗菌薬に代わる尿路感染症の治療法に?(2024/05/14) 看護師主導の多職種連携により高齢心不全患者の死亡率が低下(2024/05/14)