アリムタが非小細胞肺がんの適応取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/05/21 日本イーライリリー株式会社は20日、同社が効能追加申請を行っていた「アリムタ注射用500mg」(一般名:ペメトレキセドナトリウム水和物)に、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の効能・効果が追加承認を受けたと発表した。また、同日開催された中央社会保険医療協議会総会において、アリムタ注射用500mgを「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して使用した場合は、DPC包括評価の対象から外し、次回診療報酬改定までの間は出来高算定とすることが了承された。さらに同日、アリムタ注射用100mgについても「悪性胸膜中皮腫」および「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の効能・効果で承認を受けた。同製剤は、薬価収載後に発売予定とのこと。アリムタは、2004年2月に米国で悪性胸膜中皮腫に対して初めて承認された。非小細胞肺がんに対しては、2004年8月に米国で承認されて以来、世界94ヵ国で承認されている。日本においては、2007年1月に悪性胸膜中皮腫の効能・効果で承認を受けている。今回、アリムタが承認されたことにより、非小細胞肺がんの化学療法は「組織型」の違いによって、より効果的な薬剤の選択が可能となった。 詳細はプレスリリースへhttp://www.lilly.co.jp/CACHE/news_2009_12.cfm 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 悪性黒色腫への術前ニボルマブ+イピリムマブ、EFSを大きく改善(NADINA)/NEJM(2024/06/17) イサツキシマブ+VRd、移植非適応多発性骨髄腫の1次治療に有効/NEJM(2024/06/17) 慢性腎臓病を伴う2型糖尿病に対するセマグルチドの腎保護作用 -FLOW研究から何を学ぶ-(解説:栗山哲氏)(2024/06/17) ストレスチェックで、その後の精神疾患による長期休職が予測できるか(2024/06/17) 糖尿病とがんの相互関連性、最新の知見は?/日本糖尿病学会(2024/06/17) くも膜下出血の発症リスクが上がる/下がる薬は?(2024/06/17) 導入化学療法後の転移HER2-乳がん、ペムブロリズマブ維持療法で効果持続(2024/06/17) 切除不能大腸がん肝転移に対する肝移植の有効性(TransMet)/ASCO2024(2024/06/17) 体調不良のまま働くタクシー運転手の交通事故リスク(2024/06/17)