東京がん化学療法研究会(TCOG)は、第25回臨床腫瘍夏期セミナーをオンラインで開催する。
同セミナーは、がん診療に携わる医師、薬剤師、看護師、臨床研究関係者、製薬会社、CROなどを対象に、治療の最新情報、臨床研究論文を理解するための医学統計などさまざまな悪性腫瘍の基礎知識から最新情報まで幅広く習得できるよう企画している。
セミナー概要
・日時:2025年7月18日(金)~19日(土)
・開催形式:オンライン(ライブ配信、後日オンデマンド配信を予定)
・定員:500人
・参加費:15,000円(2日間)
・主催・企画:特定非営利活動法人 東京がん化学療法研究会
・後援:日本医師会、東京都医師会、東京都病院薬剤師会、日本薬剤師研修センター、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会、日本産科婦人科学会、日本医療薬学会、日本がん看護学会、西日本がん研究機構、North East Japan Study Group
・交付単位(予定):日本薬剤師研修センターによる単位(1日受講:3単位、2日受講:6単位)、日本医療薬学会 認定がん専門薬剤師・がん指導薬剤師認定単位(7/18受講:2単位、7/19受講:2単位)、日本看護協会 認定看護師・専門看護師:「研修プログラムへの参加」(参加証発行)、日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師講習(研修)認定単位(1日受講:3単位、2日受講:6単位)
プログラム(要約)
7月18日(金)9:30~16:50
9:30~10:55【がん薬物療法 TOPICS】
胃がん化学療法、ASCOにおける肺癌最新の話題
11:05~12:30【医学統計】
臨床研究のための統計学の基本知識、臨床に生かすために知っておきたい医学統計
13:50~15:15【最新のがん薬物療法I】
膵がん・胆道がん、大腸がん化学療法 ガイドライン改定を踏まえて
15:25~16:50【妊孕性と家族性腫瘍】
遺伝性腫瘍~遺伝学的診断と遺伝カウンセリング、CAYAがん患者等に対する妊孕性温存/がん・生殖医療の現状と課題
7月19日(土)9:30~16:50
9:30~10:55【がんにおける新規抗体医薬】
二重特異性抗体(バイスペシフィック抗体)の特徴と臨床成績、抗体薬物複合体(ADC)
11:05~12:30【TOPICS 2】
MRDが拓く癌治療の新しいストラテジー、ctDNAによるがん種横断的なMRD検査の時代へ
13:50~15:15【最新のがん薬物療法II】
子宮頸がん・子宮体がん薬物療法のトピックス、泌尿器がんに対する薬物療法UpDate2025
15:15~16:50【緩和医療と支持療法】
骨転移の緩和ケア、コミュニケーション/遺族ケア/気持ちのつらさガイドラインのエッセンス
申し込みは
TCOG「臨床腫瘍夏期セミナー」ページから
「臨床腫瘍夏期セミナー」プログラム
(ケアネット)