抗血小板剤プラスグレルの新薬承認申請審査を米国食品医薬品庁(FDA)が継続 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/10/02 第一三共株式会社(以下、第一三共)とイーライリリー・アンド・カンパニー(以下、イーライリリー、本社:米国、インディアナ州 NYSE:LLY)は、米国食品医薬品庁(FDA)が処方薬ユーザーフィー法(PDUFA:Prescription Drug User Fee Act)に基づく審査終了日である9月26日(米国東部時間)までにプラスグレルの新薬承認申請審査を完了せず、継続することになったと発表した。プラスグレルは、冠動脈ステント術を含む経皮的冠動脈形成術(PCI:percutaneous coronary intervention)を受けている急性冠症候群(ACS:acute coronary syndrome)患者の治療を適応症として申請された。プラスグレルは、第一三共と宇部興産株式会社が発見し、第一三共とイーライリリーが共同開発している経口抗血小板剤。まずはPCIを受けている急性冠症候群(ACS)患者への治療法として開発されている。プラスグレルは、血小板表面でP2Y12 アデノシン二リン酸(ADP:adenosine diphosphate)受容体を遮断し、血小板の活性化および凝集を抑制する。抗血小板剤は、動脈硬化および心臓発作、脳卒中を引き起こす可能性のある血小板の凝集を防ぐ。詳細はプレスリリースへhttp://www.daiichisankyo.co.jp/4less/cgi-bin/cs4view_obj.php/b_newsrelease_n1/700/080927v1-j.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 肺炎への広域抗菌薬使用、オーダーエントリーシステムで減少/JAMA(2024/05/10) STEMI合併心原性ショック、循環補助用心内留置型ポンプカテーテルは有用か?/NEJM(2024/05/10) 術後の静脈血栓塞栓リスク、最も高いがんは?(2024/05/10) 統合失調症患者における入院中の抗精神病薬切り替えと再入院リスク(2024/05/10) 降圧薬を開始・追加した高齢者は〇〇に注意?(2024/05/10) いくつかの腸内細菌はコレステロールを低下させる(2024/05/10) 公園や森林は幼児のメンタルヘルスを育む(2024/05/10)