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新型コロナの嗅覚・味覚障害、主症状前に出現か

提供元:ケアネット

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公開日:2020/04/10

 

 嗅覚障害および味覚障害がウイルス感染と関連するのは周知の事実である。2020年3月、米国で新型コロナウイルス感染症における味覚・嗅覚障害の報告がなされた。その後、この症状を訴える患者が日本でも確認され、症状出現に敏感になっている患者も多いのではないだろうか。

 今回、伊・ミラノの保健所ASST-FBF-SaccoのAndrea Giacomelli氏らが伊・L.Sacco病院で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と診断された患者の一部に、嗅覚および味覚障害(OTDs:olfactory and taste disorders)が出現したことを明らかにした。また、研究者らは「OTDsはSARS-CoV-2感染患者で頻繁に見られ、本格的な臨床症状(発熱、咳嗽など)の発症に先行する可能性がある。非特異的ではあるが、パンデミックの状況では病院に入院していない感染患者の臨床的スクリーニングツールになる」としている。Clinical Infectious Diseases誌オンライン版3月26日号掲載の報告。

 研究者らはSARS-CoV-2感染症患者のOTDsの有病率を調べるため、2020年3月19日、SARS-CoV-2陽性で入院していたすべての患者に対しOTDsの有無や欠如についての質問を含む簡単なアンケートを実施。発症した症状のタイプなどのインタビューを行った。

 主な結果は以下のとおり。

・入院患者88例中、59例から回答を得た(非回答の29例の内訳は、認知症:4例、言語バリア:2例、非侵襲的換気実施:23例)。
・20例(33.9%)は1つ以上の味覚障害または嗅覚障害を、そのうち11例(18.6%)は両方の症状を訴えた。
・12例(20.3%)は入院前に症状を示したのに対し、8例(13.5%)は入院中に症状が出現した。
・女性(10/19例[52.6%])のほうが男性(10/40例[25%])よりもOTDsを強く訴えた(p=0.036)。
・1つ以上OTDsを訴えた患者(中央値56歳、四分位範囲[IQR]:47~60)は、訴えなかった患者(同:66歳、IQR:52~77)よりも若かった(P = 0.035)。
・すべての患者がOTDsの持続性を報告した。

(ケアネット 土井 舞子)