ALK阻害剤のコンパニオン診断薬発売/ロシュ・ダイアグノスティックス

提供元:ケアネット

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公開日:2017/09/13

 

 ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、非小細胞肺がん患者のうち、ALK陽性患者の判定補助に用いる体外診断用医薬品「ベンタナ OptiView ALK (D5F3)」を2017年9月15日に発売する。

 「ベンタナ OptiView ALK (D5F3)」は、ALK阻害剤のうち、クリゾチニブ(商品名:ザーコリ)およびセリチニブのコンパニオン診断薬として、治療効果が見込めるALK陽性非小細胞肺がん患者の判定補助に用いる。免疫組織化学(IHC)法を測定原理とし、ベンタナ シリーズの全自動免疫染色装置を用いて検出を行う。

 全自動染色のため煩雑な手技が必要なく、光学顕微鏡による確認ができるため、院内検査に取り入れやすく、効率的かつ迅速な検査が期待できるという。保険点数は2,700点。

■参考
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社プレスリリース

(ケアネット 細田 雅之)